13年春に結成された全員が大阪出身のガールズ・ダンス＆ボーカルグループGiselle4が、5月14日にニューシングル『Steppin’ Back』をリリースした。本誌初登場ということで、メンバー4人の素顔を探るとともに、新曲になぞらえた恋愛に関するアレコレも聞いてきました！
──はじめまして！　を記念して、自己紹介ではなく“他己紹介”をお願いできますか。
Seri「Sakiは、いい意味でも悪い意味でもテキトー！（笑）」

Mami「めっちゃ共感！　動物に例えるなら、ヘビやと思います」

Saki「それ悪口やん（笑）」

Mami「そんなことないって。ヘビはカッコイイで。困ったことがあっても上手いこと切り抜ける感じやし、その場になじむのが上手いって意味やから」

Saki「そう言ってもらえたら納得するわ。Miyuのイメージは、カメやんな。４人の中で一番、天然なんですよ」

Seri「ライブのスタンバイの時、１人だけ位置違うやん！　ってことあるもんなぁ（笑）」

Mami「で、普段はしゃべらないのにカメみたいに首突っ込んでくるとめちゃ面白い、みたいな」

Miyu「Mamiは……ライオン！」

Seri「めっちゃストイックで、特にダンスで決めごとをする時は、仕切ってくれるんですよ」

Saki「Seriはネコちゃうん？」

Seri「ホンマか？　私だけめっちゃカワイイやん（笑）」

Mami「特定の人にしかなつかないイメージやもんね」

──ヘビとカメとライオンとネコですか！（笑）新曲は、どんな曲ですか？
Saki「ライブで曲紹介をする時にも言ってるんですけど、ガールじゃなくてレディな、私たちにとっては初めての大人っぽい曲です」

Mami「今回の曲はチャールストンやビバップといった昔のダンスミュージックへのオマージュなんで、ダンスも足のステップを重視してるのが特徴です。それをヒールで踊るんで、４人のステップをそろえるのが大変でした」

Seri「スカーフを使って蝶々をイメージした、“スカーフダンス”にも挑戦してるんですよ」

Miyu「今までは男性が主導権を握る恋愛の歌が多かったんですけど今回は、女性が男性を落とす、みたいな歌詞になってます」

──男性主導と女性主導の恋愛、どちらに憧れますか。
Seri「最初は男性にリードしてもらって、長くつき合ったら女性が主導権を握ると上手くいくような気がします」

Mami「大人の考え方やねぇ」

Seri「…と、お母さんから教えてもらいました（笑）」

Miyu「そうなんや。私はずっと男性にリードしてもらいたい」

Saki「どっちとも言えへんなー。私は平等がいい」

Mami「私も！　外では男性を立ててほかは平等。分かるわー」

──カップリング曲は逆に、男性主導のバラードですよね。
Miyu「私が男の人だったら、守ってあげたくなるような恋心を歌ってるな、と思います」

Mami「でも、好きって言えへんとか、この歌詞の女のコはきっと、病みモードやんなぁ。恋の病（笑）」

Seri「最後に宝物って意味の歌詞があるから、最終的には前向きになってんけどな」

──5月24日には初のワンマンライブが開催されますよね。
Seri「あ～、今から心配です。実は私たち、ＭＣが苦手なんです」

Saki「４人とも大阪出身やのに、苦手っていうのが…（苦笑）大阪ってだけで面白い前提で見られるんで、それもまたプレッシャーなんですよ」

Miyu「前に4人でPerfumeさんのライブに行ったんですけど、MCの時間が長いのにめっちゃ面白かったんです。私たちもお客さんを楽しませるようなMCをできるようになりたいです」

Seri「みんなガチガチに緊張して、標準語になっちゃうんですよね（笑）だからワンマンライブでは、標準語を封印します！」

Saki「『そうだよね』やなく『そやんな～』って言わんと（笑）」