小学生時代から「天才てれびくんMAX」に“てれび戦士”としてレギュラー出演し、以降もジュニアアイドル界を席巻した“てんちむ”こと橋本甜歌ちゃんがフルヌードを披露した主演映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』が公開前から話題騒然に。それもそのはず、観れば分かるが「えっ、ここまでやるの!?」と観客を驚かせるほどの潔い脱ぎっぷりなのだ。体当たりの艶技に挑んだ彼女の女優としての決心。その核心に迫ってみた!
自分でもここまで脱ぐとは想像していませんでした!
──本作が初フルヌードですが、想像を超えるほど思い切って脱いでますね。「撮影前はあそこまでがっつり脱ぐとは思ってなかったんですけど、始まったら『できない』とは言っていられないじゃないですか。だから覚悟を決めて演じましたけど、人前で全裸になるっていう現実は想像していたよりプレッシャーも大きかったです(苦笑)それに私、女の子が少し苦手で、もちろん同性とキスした経験もないので、はじめは抵抗があったんですよね。ただ、(相手役の)繭ちゃんがすごくいい方でやりやすかったので、助けられました」
──女優として活動するからには、ヌードになることへの決意は以前からあったのでしょうか。
「まったく、1ミリも考えてませんでした。まだ20歳で自分で言うのも何ですが若いですし(笑)自分とは遠いところにある世界だと思ってたんですよね」
──ブログに「貧乳だからオファーが来たのかも」と書いていましたが、本当ですか?
「(笑)原作の美月が貧乳だし、私も小さいほうなんで、そうだと思うんですよね。オファーを頂く前に週刊誌でセミヌードになってるんですけど、それを見たからじゃないかなって」
──その割に最近、Dカップのブラジャーを購入していますが。
「胸が大きくなるマッサージ屋さんに行ったら、『Dカップはあるはず』と言われたのを信じて買ったら、ブカブカだったんです。スカスカだから、着けて出られません(笑)」
──撮影前はボディー調整などにも気を配りましたか。
「私、結構ストイックなので、マグマヨガ、マグマエアロビ、カーヴィーダンスをして食事量も少なくして、5キロ落としました。でも、撮影中はロケ弁をつまみ食いして、少しお腹が出ちゃってるかもしれません」
“女王属性”の私が美月をちゃんと演じられたか不安…
──原作のファンだったんですよね。「そうなんです。だからこそのプレッシャーもありました。原作ファンの方の中でイメージが出来上がっているのに、妹属性とは対照的な姉属性の私が演じてもいいのかなって」
──姉属性なんですか?
「というより私、女王様に近いかも。弟がいるんですけど、彼の都合を考えずに買い物をお願いしますし、もし将来結婚するとしても、旦那さんには働いて家事もしてもらいたいので。…って、いないですよね、そんな包容力がある人(笑)」
──確かに演じた美月とは真逆ですね。役作りに苦労したのでは。
「仕草は原作の“妹ちょ。”と、ネットの『妹好き』みたいなスレッドを読んで勉強しました。でも、いまだに美月をちゃんと妹らしく演じられたのか不安なんです」
──お兄ちゃんに恥ずかしい姿を見られて泣く間際の表情、ホント妹っぽくてかわいかったですよ!
「本当ですか! うれしい~。ヌードになったことをネガティブに取られるのでなく、女優として脱いだと思って頂きたいですし、自分の中でも黒歴史にはしたくないです。30歳になる頃には、やって良かったと思えるキャリアになっているでしょうから」
──てんちむ時代のファンも、同じ思いかもしれませんね。
「驚かせちゃうから観てほしくないような気もします(笑)でも公開されたら観客数とかが気になるので(笑)温かい目で見守って頂けたらうれしいです」
INFORMATION
■映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』
INFO&STORY
通称「妹ちょ(いもちょ)。」として知られ、テレビアニメ化もされた人気コミックを実写化。母の再婚で義兄・夕哉(小林ユウキチ)との新生活を始めた神前美月(橋本甜歌)は、ある日、自称幽霊の少女・日和(繭)に憑依され、下半身に貞操帯をはめられてしまう。日和を成仏させなければ貞操帯がとれることはなく、成仏の条件として美月は、義兄と恋愛をして「Hな気分」を高め、貞操帯につけられたゲージを満たさなければならず…。
CAST&STAFF
出演/橋本甜歌・小林ユウキチ・繭・矢野未夏・穐田和恵・福島綱紀・草野イニ・岩谷健治・益田愛子・島田一斗・大津苺花・金井凛空・青山裕企・井上肇/葉山レイコ
原作/松沢まり(株式会社KADOKAWA 富士見書房刊)
監督/青山裕企・伊基公袁
脚本/伊基公袁・港岳彦
主題歌/神前美月(橋本甜歌)「HOW’S IT GOING?」
配給/KADOKAWA
公式HP
5月17日(土)池袋シネマ・ロサほか全国公開
(C)2014「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」製作委員会
PROFILE
橋本甜歌(はしもと・てんか)
1993年11月19日生まれ 栃木県出身
てんちむの名で子役やジュニアアイドルとして活躍。06年から3年間、雑誌「ピチレモン」のモデルを務め、その後は学業に専念するため、芸能活動を一時休業。16歳で、活動再開。ギャルの新たなカリスマモデルとして人気に。脱ギャルを宣言した以降はタレント、女優として各方面で活動。DVD「Sweet 19 Song~映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』より~」、写真集「金曜日の午後と私、」(撮影/青山裕企)発売中。
公式ブログ
公式Twitter
■映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』
INFO&STORY
通称「妹ちょ(いもちょ)。」として知られ、テレビアニメ化もされた人気コミックを実写化。母の再婚で義兄・夕哉(小林ユウキチ)との新生活を始めた神前美月(橋本甜歌)は、ある日、自称幽霊の少女・日和(繭)に憑依され、下半身に貞操帯をはめられてしまう。日和を成仏させなければ貞操帯がとれることはなく、成仏の条件として美月は、義兄と恋愛をして「Hな気分」を高め、貞操帯につけられたゲージを満たさなければならず…。
CAST&STAFF
出演/橋本甜歌・小林ユウキチ・繭・矢野未夏・穐田和恵・福島綱紀・草野イニ・岩谷健治・益田愛子・島田一斗・大津苺花・金井凛空・青山裕企・井上肇/葉山レイコ
原作/松沢まり(株式会社KADOKAWA 富士見書房刊)
監督/青山裕企・伊基公袁
脚本/伊基公袁・港岳彦
主題歌/神前美月(橋本甜歌)「HOW’S IT GOING?」
配給/KADOKAWA
公式HP
5月17日(土)池袋シネマ・ロサほか全国公開
(C)2014「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」製作委員会
PROFILE
橋本甜歌(はしもと・てんか)
1993年11月19日生まれ 栃木県出身
てんちむの名で子役やジュニアアイドルとして活躍。06年から3年間、雑誌「ピチレモン」のモデルを務め、その後は学業に専念するため、芸能活動を一時休業。16歳で、活動再開。ギャルの新たなカリスマモデルとして人気に。脱ギャルを宣言した以降はタレント、女優として各方面で活動。DVD「Sweet 19 Song~映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』より~」、写真集「金曜日の午後と私、」(撮影/青山裕企)発売中。
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撮影◎おおえき寿一 取材・文◎内埜さくら