93年発売以降、絶大な人気を誇り次々とシリーズ化されている競馬シミュレーションゲーム『ウイニングポスト８ 2015』が2月、3月に発売。最新作でガイドの“新秘書役”を務めているのは『トレセンまるごと情報局』（グリーンチャンネル）に出演中の守永真彩ちゃん。実はお仕事で学ばなければいけないから競馬が好きになったわけではない“真の競馬好き”である理由と“競馬愛”を熱弁します！
──ゲーム『ウイニングポスト８　２０１５』で守永さんは新秘書役として登場するそうですね。
「プレイヤーがオーナーブリーダーとして馬を育てたり牧場を作ったりするゲームの中で、私はガイド役を務めているんです。イラストで登場するんですけど、今回はシリーズで初めて、秘書と結婚できるんですよ。結婚して子どもができたら、ジョッキーとして育てたり牧場を継がせることもできるんです」

──架空ではあっても守永さんと結婚できるとは！　ちなみに、結婚したいタイプは？
「私が競馬をすることに対して理解がある人、というのが第一条件ですね。いくつかの競馬場にはＵＭＡＪＯと呼ばれている、女性が同伴ではないと男性が入れない女性専用ルームがあるんですね。スイーツや飲み物を楽しみながら、まったりと競馬が観戦できるんです。そういう場所でのデートも一緒に楽しめるような人がいいですね」

──そこまで競馬好きになったのは、13年から始まった競馬番組出演が影響していますか。
「それもあるんですけど、実は母方のおじいちゃんが競馬大好きだったらしいんですよ。今、母方の祖母と暮らしているんですけど私、仕事じゃなく完全プライベートでも競馬観戦に行くんですね。そういう休日の過ごし方をする私を見て、祖母から『どんどんおじいちゃんに似てくるねぇ』って言われてます（笑）」

──休日の競馬観戦は１人で？
「単独行動が好きだから、基本は１人ですね。去年はＪＲＡ全場制覇を目標に掲げて、北海道の札幌から九州の小倉まで、10場全部、プライベートで１人で行きました。でもこれは、早く目標を達成したかったからで、旅行とかは友だちと行きたいです。単独好きでも…寂しい時はありますから（笑）」

──女性１人で競馬場って、居心地が悪くないですか？
「そんなことないですよ！　競馬場って緑が多くて広々してますし、屋台の食べ物はおいしいですし。大井競馬場に行くと、必ず『うまテラ』っていうカステラを食べながら観戦してます。必ずゴール前で観戦するんですけど、１人なのに『差せー！　差せー！』って、大声を張り上げることもしょっちゅうで（笑）確かに、女性が１人で行きづらいイメージはあるかもしれませんけど、だからこそ私は競馬場に行く時に決めたルールを徹底しているんですよね」

──それはどんなルールでしょう。
「デートに行くような服装をすること。競馬って海外、特にヨーロッパでは上流階級の人も楽しむスポーツで、着飾って観戦するものなんですね。日本ではギャンブルにカテゴライズされていますけど、私はいつか海外の競馬を観戦しに行きたいから、今から心掛けるようにしています」

──海外で観戦したいのは？
「フランスの凱旋門賞！　写真でしか見たことがないんですけど、みなさんドレスアップして盛大なパーティーみたいな空間なんですよ。まだ日本馬が勝った経験がない賞でもあるので、勝利の瞬間を生観戦したいです」

──なるほど。最後に“守永流馬券購入術”を教えて下さい。
「新聞を読んでコレだ！　と思った馬こそ外すんです（笑）だから最初に新聞を読んだら予想を一度忘れて、実際にパドックで見て、改めて新聞を見てパドックで予想した馬と一致したら買うようにしています。でも、競馬は長年楽しむ方が大勢いるので、歴３年目の私はまだまだ修行中です」