講談社主催のコンテスト「ミスiＤ2014」でアマテラス特別賞を受賞した小野紗也香ちゃんが、昨年11月にデビューシングル『朝はすぐそば～Hello,Good Morning Sunshine～』をリリース。500枚売れたらセカンドCD制作、1000枚売れたら次回タイトル曲MV制作を賭けた結果、見事に次回作の制作もゲットできたという。今回は、楽曲にかけた熱い思いと“ファン様”と呼ぶ応援者へのメッセージを頂きました！
──小野さんはファンから“さやどん”の愛称で呼ばれてますね。
「ミスｉＤに出た時に付けて頂きました。コンテストに出るまでグラビア経験がなくて、応援してくれる人ゼロの状態で応募したんですね。１人ずつ応援してくれる人が増えていくのがうれしかったこと、今でも覚えてます。だから私、ファン様と呼んでるんです。ファン様にさやどんと名付けて頂いたので、姉は姉どん、母は母どん、私とちょっと差を付けた呼び名にしました。父はパパリアン。大黒柱だからずっしりとした感じに…なってませんかね（笑）」

──微妙です（笑）デビューシングルをリリースしましたが、作詞作曲を始めた経緯を教えて下さい。
「姉どんの影響で、４歳の時にピアノとエレクトーンを習い始めたんです。当時はグループレッスンを受けていたんですけど、好奇心旺盛だったせいか、気づけば最前列を陣取って、必死に覚えようとする子どもでした。その後、中学の音楽の先生に『歌がうまいからその道に進めば』とアドバイスされて、高校で３年間、声楽を習ったんですね。で、大学の進路を決める段階でクラシック続けるかどうか迷ってオープンキャンパスに行ったら、尊敬する城之内ミサさんがいらしたので、即決したんです。作詞作曲は、短大時代からですね」

──作詞作曲を担当した『朝はすぐそば～Hello,Good Morning Sunshine～』はどんな曲ですか？
「♪夢見る強さを教えてくれた　君に伝えたいのはありがとう♪という歌詞が表現している通り、ファン様への感謝の気持ちを綴った内容です。２バージョン収録したんですけど、１曲目はアイドル寄りの手拍子をしながらノレるテイストで、３曲目はピアノ演奏がメインで、しっとりとした仕上がりです。ぜひ、聴き比べて頂きたいです」

──本当にファン思いなんですね。
「私のお守りですから！　初めて行く現場でもファン様が待っていてくれると、緊張しないですむんですよ。頂いたお手紙も家に飾って、寝る前に読むと元気が出るんですよね。私のエネルギー源のオロナミンＣを頂くことも多いから、夜に飲んでます。寝る前に元気を出してどうするって問題もありますけど（笑）」

──そこまでして頂いているなら、何か恩返ししないと。
「そうですよね、ファン様のお陰で夏前には次の制作予定も立ちましたから、ホント何かお返ししないと。最近、ラジオの後にフリートークの時間が持てないから、ゆっくり話せる時間がほしいです。お手紙の返事もなかなか書けないから、予約制にして、１人ずつ手書きで違った内容のお返事も書いてみたいですし。あと、私が手作りしてて、今日も胸に付けてるこの、きもうさをプレゼントするっていうのはどうですか？」

──お！　いいんじゃないですか。
「ケータイクリーナーなら男性も持ちやすいですよね。きもうさをスーツにデザインするのも夢なんです」

──では、今年叶えたいプライベートの夢は？
「今年じゃなくても、人生で一度でいいからバンジージャンプをしてみたいです。絶叫系が大好きだから、富士急ハイランドも行きたい。２年後しの夢です」

──仕事にも夢は、持ってますよね。
「もちろん！　西武ライオンズファンだから、始球式に出るのが夢です。ユニフォームとキッズ用帽子を買って応援に行くほど好きだから、実現させたいです、絶対！」