不良高校に集まった男子高校生の熱い友情を描いた映画「タイマン」の続編「タイマン2」が来年1月8日にDVDリリースされる。タイマン勝負を挑むサブ役として出演した未来弥さんが、作品の見どころや撮影秘話を語ってくれた。一見クールだが、実は明るく元気な注目の若手俳優の登場です!!
──注目の若手男優陣の共演で、男の熱い友情を描いた「タイマン」の続編「タイマン2」が来年１月にＤＶＤリリースされますね。不良やタイマンという言葉に、馴染みはありましたか。
「宮坂監督曰くこの作品は田舎の不良青年たちを描いた『スタンド・バイ・ミー』をイメージしたらしいんですけど、馴染みのない世界でしたね。高校時代の制服はブレザーだったから、短ランにボンタンも初めて着たんですよ」

──サブの役作りはどのように。
「僕のイメージの中でのヤンキーは、硬派で多少喧嘩っ早いけど友だち思い。サブもクールだけど友だち思いの男なので自分のイメージを重ね合わせて役作りしました」

──台本を読んで、サブの心情が理解できないことはありましたか。
「そんなにすぐ殴らなくてもいいんじゃない？　…とは思いました（笑）。友だち思いなところは、似ているんですけどね。って、自分で言うのも何ですけど（笑）」

──本作ではアクションにも挑戦していますよね。
「この映画のアクションは?魅せるケンカ?なので、どう殴ったら強く見えるかに苦心しました。クランクイン前に出演者のみなさんと合同でレッスンを受けたんですけど、僕が一番下手だったから必死でしたよ。事前にアクション映画などをたくさん観て、どう殴れば迫力が出るかを研究して本番に挑みました」

──見どころを聞かせて下さい。
「僕は全シーン好きなんですけど、見どころはアクションと男の友情ですね。特にテツオ役を演じた河合龍之介君とサブ役の僕がケンカする場面は一番感情を込めたので観てほしいです。この映画を観ると男の友情が理解できるしイケメン勢揃いなので（笑）、女の子にもオススメ。年齢問わず楽しめます」

──撮影以外で印象に残っていることは。
「撮影が休みの日以外はホテルに泊まり込みだったんですけど夜は?男の合宿?状態でした。演技論について、熱く語り合いましたよ。みんなそれぞれに意気込みを持っていて、自分も負けないぐらい勉強しないとダメだなと思い知らされました。役者魂を見せつけられた気がします」

──現場でケガはしませんでしたか。
「ケガはしなかったんですけど、血のりで肌荒れしました。肌が弱いんですよね（苦笑）」

──でも、特技はサーフィンですよね。日焼けで肌荒れなどは
「そうなんですよ～。だから焼かないように気をつけています。肌を黒く焼き過ぎるといろんな役を演じられなくなるので、両方の意味で日焼けには注意！　なんです」

──では今後の目標は？
「監督に『こいつを使いたい！』と思われるような役者を目指しています。そのためには日々努力。現場を数多く経験したいし、映画もたくさん観続けていきたいです。実は人見知りなんですけど、現場では自分を好きになってもらうことも心掛けています。共演した粟島瑞丸君が出演した舞台を観に行ってから、舞台にも興味を抱くようになりました」

──ブログ開設の予定は？
「日記を書き続けることが、得意じゃないんですよね。開設の予定は…未定です（笑）」