雑誌「セブンティーン」のモデルや映画、ドラマ、CM出演と注目度抜群な草刈麻有ちゃんが映画「蘇りの血」にヒロイン役で出演。ロケ地となった青森県の原生林で、過酷な撮影状況を物ともせず、体当たりの演技を見せてくれている。ブレイク必至の若手女優が、作品について語ってくれました!
映画好きは絶対ハマる!美しい映像と独自の世界観も注目して下さい!!
──草刈さん出演の映画「蘇りの血」が今月19日から渋谷ユーロスペースほかで公開ですね。テルテ役に選ばれた経緯を教えて下さい。「オーディションに受かって役をいただくことができたんですけど、豊田(利晃)監督は、私の目が印象に残ったらしいんです。今まで私、父(俳優の草刈正雄さん)に目が似てると言われたことはあったんですけど、特に目を褒められた経験はないので驚きました」
──本作は時代設定のない不思議な作品ですが、台本を読んだ感想は。
「最初に読んだ時、ラブストーリーだとは気付きませんでした。二度目でやっと、理解できましたけど」
──草刈さんが演じたテルテ姫は、どんな人物ですか。
一途で汚れていない女の子です。テルテは渋川(清彦)さんが演じる大王に囚われているんですけど、それに異議を唱えず中村(達也)さん演じるオグリに出会って初めて、自発的な行動を起こす、真っ直ぐな子です」
──役とご自身との相違は?
「似ているのは…一途なところです。私も幼稚園の頃の初恋は、その子しか見えなくなりましたから…。台本を読んで理解するのが難しかったのは、テルテがどうして大王の元から逃げないか、ということ。私なら、死んでもいいから逃げます。いや、死んだらダメですけど(笑)」
──撮影で大変だったことは。
「動けないオグリを乗せて、いざり車を引くシーンです。力には自信があるんですけど、舗装されていない道だったので重くて」
──では、映画の見どころは。
「映像の美しさと、オグリとテルテのピュアなラブストーリー、そして豊田監督の独特の世界観です。映画好きな方は絶対にハマります! 1週間、毎日映画を観ることもある映画好きの私も、完成作を観て感動したほどです!」
これからも映画にたくさん出たい!二重人格の役に挑戦してみたいです
──本作に出て学んだことは?「中村さんの台本がチラッと見えた時、余白にびっしりと文字が書き込まれていたのでびっくりしました。私は重要な部分にだけ、書き込んでいるので。迫力ある演技も、見ていて勉強になりました」
──ドラマ、映画と精力的に女優業を続けていますが、演じることは楽しいですか。
「自分じゃなく違う人になれるというのが、演技の最大の魅力です。特に、別人格になれた瞬間。あまり経験はないんですけど、たまらなくうれしい気分になりますね。本番が終わると、『なれたー!』って大喜びしています(笑)」
──最後に、来年の目標を!
「映画が大好きなので、これからもたくさん作品に出続けたいです。今度は二重人格の役に挑戦してみたいですね。難しそうだけど、やりがいがあるし勉強にもなるので。とにかく今はいろんな映画を観て、吸収できることはすべて学んで仕事に活かしていきます」
INFORMATION
■映画「蘇りの血」
STORY&INFO
闇の世界を司る大王(渋川清彦)が患う業病を癒すために招かれた天才按摩オグリ(中村達也)。大王にとってこの腕利きの男は必要不可欠だったが、オグリの健康な肉体への嫉妬と自分に従わないことへの怒りから、大王はあの世に葬ってしまう。しかしオグリは身体と心の自由を奪われた姿に変えられ、現世に戻ってくる。砦を逃げ出したテルテ姫(草刈麻有)は森の中で偶然、オグリと再会を果たす。想いを寄せるテルテは元の姿に戻すため、“蘇生の湯”を目指す。テルテの無償の愛は、オグリに再び生きる命を与えることができるのか? 「空中庭園」以来4年ぶりとなる豊田利晃監督の最新作は、浄瑠璃や歌舞伎の題材としても知られる説話“小栗判官”をモチーフにした人間の再生と愛の始まりの物語。
CAST&STAFF
出演/中村達也・草刈麻有・渋川清彦・新井浩文・板尾創路ほか
監督・脚本/豊田利晃
音楽/TWIN TAIL(中村達也・勝井祐二・照井利幸×豊田利晃)
製作/祭 メディアファクトリー ティー・ワイ・オー ファントム・フィルムSTUDIO SWAN(IMJ-E)
配給/ファントム・フィルム
12月19日よりユーロスペース他全国ロードショー
公式HP
(C) 「蘇りの血」製作委員会
PROFILE
草刈麻有(くさかり・まゆう)
1993年4月20日生まれ 東京都出身
特技/ヒップホップダンス
07年、映画「0093女王陛下の草刈正雄」(篠崎誠監督)で女優デビュー。主な出演作にTBS系「3年B組金八先生」、BS-i「東京少女・草刈麻有」、WOWOW「プリズナー」、NHK「探偵Xからの挑戦状」などがある。09年からは雑誌「セブンティーン」専属モデルとしても活躍し、「クレアラシル」「エステー」のCMにも出演している。映画やドラマ、CMの出演が相次ぎ、次世代を担う女優として注目されている。本作では儚げな表情の中に凛々しい強さを併せ持った姫を好演。
公式HP
公式ブログ
■映画「蘇りの血」
STORY&INFO
闇の世界を司る大王(渋川清彦)が患う業病を癒すために招かれた天才按摩オグリ(中村達也)。大王にとってこの腕利きの男は必要不可欠だったが、オグリの健康な肉体への嫉妬と自分に従わないことへの怒りから、大王はあの世に葬ってしまう。しかしオグリは身体と心の自由を奪われた姿に変えられ、現世に戻ってくる。砦を逃げ出したテルテ姫(草刈麻有)は森の中で偶然、オグリと再会を果たす。想いを寄せるテルテは元の姿に戻すため、“蘇生の湯”を目指す。テルテの無償の愛は、オグリに再び生きる命を与えることができるのか? 「空中庭園」以来4年ぶりとなる豊田利晃監督の最新作は、浄瑠璃や歌舞伎の題材としても知られる説話“小栗判官”をモチーフにした人間の再生と愛の始まりの物語。
CAST&STAFF
出演/中村達也・草刈麻有・渋川清彦・新井浩文・板尾創路ほか
監督・脚本/豊田利晃
音楽/TWIN TAIL(中村達也・勝井祐二・照井利幸×豊田利晃)
製作/祭 メディアファクトリー ティー・ワイ・オー ファントム・フィルムSTUDIO SWAN(IMJ-E)
配給/ファントム・フィルム
12月19日よりユーロスペース他全国ロードショー
公式HP
(C) 「蘇りの血」製作委員会
PROFILE
草刈麻有(くさかり・まゆう)
1993年4月20日生まれ 東京都出身
特技/ヒップホップダンス
07年、映画「0093女王陛下の草刈正雄」(篠崎誠監督)で女優デビュー。主な出演作にTBS系「3年B組金八先生」、BS-i「東京少女・草刈麻有」、WOWOW「プリズナー」、NHK「探偵Xからの挑戦状」などがある。09年からは雑誌「セブンティーン」専属モデルとしても活躍し、「クレアラシル」「エステー」のCMにも出演している。映画やドラマ、CMの出演が相次ぎ、次世代を担う女優として注目されている。本作では儚げな表情の中に凛々しい強さを併せ持った姫を好演。
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撮影◎おおえき寿一 取材・文◎内埜さくら