File.37 日本プロ麻雀連盟所属 古川彩乃
──古川プロは最近〝愛人キャラ〟として親しまれていますよね。
「私生活で愛人を経験したわけでもないですし、そういう雰囲気を出すために何かしたわけでもないんですけど最近、言われますね。実際の自分とは真逆のことをよく言われるんです。お酒はハイボール1杯程度で酔ってしまうのに酒豪っぽいとか」
──インタビューでは井出康平プロに「ナイトスポーツ(=肉体関係)が好きそう」とも言われていました。
「ご期待にそえずすみません(笑)デビュー当時はキャラが立っていなかったので、今そういうイメージを持って頂けるのはすごく有り難いと実感していますけどね」
──でも男性を振り回しそう…!
「いえいえ。一度つき合うと3〜4年ほど長く関係が続くタイプなので、真剣におつき合いしてくれる人が理想です。私も真剣につき合いますし。私のことを重いとか言わない人がいてくれたらいいんですけど(笑)」
──美人で恋人に一途なプロがなぜ勝負の世界に入ったか気になります。
「大学卒業後は人材派遣会社に就職して、人材を派遣する仕事をしていたんです。でもすぐに体を壊して退職して、雀荘でウエイトレスのバイトを始めました。気づいたら5〜6年バイトを続けていて、このままだとウエイトレスのまま死ぬかもしれないと思い(笑)プロになりました」
──雀荘でバイトをしてみようと思った動機は何ですか。
「大学生の頃よく行ってたゲームセンターのメダルゲームに飽きて、麻雀をしたら楽しくて夢中になったんです。 でも牌を3つと3つと2つ揃えればいい程度のことしか分からなかったので、本屋に行って入門書を買ってルールを学びました。そこで麻雀からは一度卒業したんですけど、OLを辞めた時に『今のうちにやりたいことをしよう』と考えたら、思い出したのが麻雀だったんです」
──大学生でゲームセンター通い…。他に夢中になっていたことは?
「ジャズサークルに入部してお金と時間を音楽に費やしていたんですけど、技術と発想が追いつかなくて何となく遠ざかっていた時期だったんです。小4から8年間ピアノを習っていたんですけど、就職も考えないと、という頃に出会ったんですよね」
──プロになってよかったですか?
「麻雀を知らない両親がすごく喜んでくれているので、よかったと思います。ただ、シビアな世界ではありますけどね。強くて若くてかわいいプロがどんどんデビューするので、生き残っていけるか不安ですし」
──では今後の目標は?
「女流という括りではなく、職業プロとしてずっと続けていきたいです。50歳をすぎても大会に出場したいんですけど、二階堂両プロや宮内こずえプロに近づくのは茨の道だとも覚悟しています。結婚もしたいんですけど、いいと思う人にはいいと思ってもらえないのが悩みです…(笑)」
PROFILE
古川彩乃(ふるかわ・あやの)
10月20日東京都生まれ。趣味はカラオケとお守り集め
公式Twitter
古川プロと会えるお店はココ!
『スリーファイブGO55 池袋店』
〒171-0022
東京都豊島区南池袋1-26-2 近代グループビル3号館3階
JR池袋駅東口より徒歩3分
03-3590-5553
営業時間 8:00〜24:00
※勤務曜日と時間は要問い合わせ。
古川プロのブログやツイッターでも確認できます。
古川彩乃(ふるかわ・あやの)
10月20日東京都生まれ。趣味はカラオケとお守り集め
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東京都豊島区南池袋1-26-2 近代グループビル3号館3階
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※勤務曜日と時間は要問い合わせ。
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企画・取材・文/内埜さくら 撮影/近藤誠