File.60 日本プロ麻雀連盟所属 駒田真子プロ
──お父さまは元プロ野球選手の駒田徳広さん。デビュー前から注目を浴び、知名度も抜群でしたよね。
「だからこそ以前は『絶対にプロにはならない』と言っていたんです。職業は違いますが同じプロ。私が低評価されると父に迷惑をかけてしまうのではないか、父の功績に泥を塗ってしまうのではないかと心配で。ですが、高知県で父が経営するバーに麻雀のプロになることを直接話しに行ったら、すごく喜んでくれて。お客さまにもうれしそうに話してくれて、今は応援してくれています」
──最初は反対されたんですか?
「兄が1人いる2人兄妹なんですけど、従兄弟が男の子ばかりで女は私だけで可愛がられてきたので、最初は心配されました。『今の雀荘は昔ながらの怖いイメージとは違って、漫画喫茶やカラオケボックスで仕事をしている感覚と同じなんだよ』と説得したんです」
──反対されるということは、麻雀と縁遠かったはず。始めた経緯は。
「私はオタク気質で、アニメと漫画が大好きなんです。高2の頃『カイジ』が映画化されて漫画を読んでからハマりました。ストーリーの展開は麻雀が軸でしたけど、分かりやすかったんです。そこから麻雀本を買って、独学で勉強しました。当時の私は昼休みに1人で絵を描いているような学生で、ギャルや同級生の男子が怖かったので(笑)1人で黙々と。でも、高校時代も大学時代も周りに麻雀をやる人がいなかったので、大学時代にフリーで1人で雀荘に遊びに行ったんです。そのお店でバイトしたことが就活につながって、今に至ります」
──今年4月に連盟に所属したばかりですが、結婚は考えていますか。
「今25歳なので、2〜3年後には考えたほうがいいんでしょうね。父からも『つき合っている人はいないの?』と聞かれますし」
──好みのタイプは?
「父が恥ずかしがり屋で褒めてくれなかったので、褒めてくれる人がいいです。褒めてもらいたい欲求があるのは、母親の血を受け継いだのかもしれません。母はいまだに父に『かわいいって言ってよ』とおねだりすることがありますし(笑)好きになった人がタイプなので、ほかは特にないです。身長も父(191センチ)ほど高くなくてもいいですし」
──ありがとうございます。最後にプロとしての目標を。
「連盟に所属するプロなら誰しも目指しますが、私も女流桜花でトップを獲りたいです。今D3リーグで半年ごとに昇級があるので、長い道のりにはなると思いますけど。大好きな『ジョジョの奇妙な冒険』や『アイドルマスター』のコスプレは、これからも続けます。今となっては当然なんですけど、父に何度も厳しく言われた『遅刻をしたら信頼を失うよ』という言葉を忘れずに頑張るので、応援よろしくお願いします!」
PROFILE
駒田真子(こまだ・まこ)
1994年1月11日神奈川県生まれ。趣味はアニメと漫画。「夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ2020」に松嶋桃プロ、皆実絢音プロとMLスタジアムチームで参戦中。
公式Twitter
駒田プロと会える場所はココ!
Mリーグ公式ルールノーレート フリー雀荘/M.Lスタジアム 高田馬場
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-16-5 大吉ビル3F
JR、西武新宿線の高田馬場駅より徒歩1分
TEL:03-3205-8033
営業時間:10:00〜24:00
※勤務曜日と時間は要問い合わせ。駒田プロのブ ログやツイッターでも確認できます。
駒田真子(こまだ・まこ)
1994年1月11日神奈川県生まれ。趣味はアニメと漫画。「夕刊フジ杯争奪 麻雀女流リーグ2020」に松嶋桃プロ、皆実絢音プロとMLスタジアムチームで参戦中。
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企画・取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一