File.59 日本プロ麻雀連盟所属 松田彩花プロ
──まずは、プロになる以前の経歴を教えて頂けますか。
「高校卒業してから1年ぐらいは、歌を習いながらスロットを打つという、両親が悲しむ人生を送っていました(笑)でも、20歳から1年間は親孝行のつもりで、母親が経営する介護の事業所で働いたんです。今も週1〜2回、事務仕事を手伝っています」
──その道からなぜプロに?
「母方の祖父が魚谷侑未プロのファンで、一緒にテレビを観ていたら私も魚谷プロに憧れるようになったんです。我が家はお盆とお正月の年2回、両親と5歳下の弟と家族4人で打つので、最初は趣味の一環として始めました。私の部屋には父がくれた麻雀卓があるんです。介護士時代は友達がどんどん入れ替わっていくんですけど、私は丸1日ぐらい、1人で打ち続けたこともありました。今、25歳で周りはみんな社会人なので、最近は集まる機会が減りましたが」
──麻雀の魅力は?
「中毒性があるんです。負けると悔しいんですけど『もう1回』と言いたくなる。その1回が10回になり、100回になり、やみつきになります。負け続けてヘコむ時もありますけど、魚谷プロのご著書にあった『麻雀を嫌いにならないで下さい』という言葉を胸に、打ち続けることができています」
──ほかに、試合に勝つためのゲン担ぎは何かしていますか。
「勝負パンツはピンク色か紫色と決めています。対局前は、洋服のほつれがないかもチェックします。以前、洋服の一部がほつれていて先輩プロに指摘されたんです。『お前は(会場に)来た時から負けていた』と。負けた上に辱められましたが(笑)大事なことかなって。あと、対局前は魚、特に大好物のマグロを食べるようにしています。魚を食べると頭が良くなるという、単純な理由ですけど…」
──あはは! 右小指の指輪も何かのゲン担ぎですか?
「幸せを呼び込むと言われているのでしています。結婚したいんです。母に『私は26歳であなたを産んだのよ』と圧をかけられてもいますし(笑)でも、一生を添い遂げられる人と出会いたいけれどプロ活動も続けていきたいので葛藤しています。この仕事は男性からの理解を得られづらいので、プロになる時にお付き合いしていた人とお別れしているんです。以来2年間、彼氏がいません。今は3匹飼っている猫のうち唯一のオス、アンクが恋人です。彼だけが毎朝、私を猫パンチで起こしてくれるので幸せです」
──(笑)では理想のタイプは。
「年上の男性が好きなんです。父が今50歳なので、それよりは年下の方なら何歳でも構いません。何でも許してくれて、甘えさせてくれる人がタイプです。あと、安定した職業に就いていることも理想で、できれば公務員の方を希望します(笑)今後の目標が最強の実況者になることなので、プロ活動を応援してくれる人がいいですね」
PROFILE
松田彩花(まつだ・あやか)
1994年5月28日東京都生まれ。趣味は猫とアニメ。
特技は歌を歌うこと、生け花。
公式Twitter
松田プロと会える場所はココ!
日本プロ麻雀連盟本部道場
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3丁目28-9 桃花源ビル7F
JR山手線、都営三田線巣鴨駅北口より徒歩2分
TEL:03-5980-9116
開場時間:17:00〜23:00
※基本的に松田プロがいる日は毎週月曜日。
松田彩花(まつだ・あやか)
1994年5月28日東京都生まれ。趣味は猫とアニメ。
特技は歌を歌うこと、生け花。
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〒170-0002
東京都豊島区巣鴨3丁目28-9 桃花源ビル7F
JR山手線、都営三田線巣鴨駅北口より徒歩2分
TEL:03-5980-9116
開場時間:17:00〜23:00
※基本的に松田プロがいる日は毎週月曜日。
企画・取材・文/内埜さくら 撮影/おおえき寿一