魅力的でセクシーで可愛らしい女性芸能人を撮り下ろすデジタル写真集シリーズ作品『magnetic G』。3月は女優五十嵐令子さんが登場する。華奢な体つきを変えるために臨んだ事前準備や仕事で初めて水着になった感想、現場でのマル秘エピソードなどを気さくに語ってくれた。
──写真集リリースが決まった時の感想を教えて頂けますか。
「お仕事で水着になるのが初めてでしたし、グラビアはダイナマイトボディ―の女性が出るものだと思っていたので不安でした。深田恭子さんのような体つきに男性はソソられるのではないか、と思っていましたから」

──五十嵐さんは、どちらかといえば華奢ですからね。
「細すぎるのがコンプレックスでもあったんです。だから撮影前は何とか太ろうと努力しました。スタッフさんから教えて頂いた少量でも太るナッツやチーズを積極的に食べたり、夜ご飯にお餅を食べて炭水化物の摂取量を増やしたり。お肉もたくさん食べました」

──元は和食好きですよね？
「しかも私、少食なんです。お味噌汁と一膳より少なめの納豆ご飯と、自宅で浸けているぬか漬けがあれば満足できるんです。だから２～３キロ増やすのが精一杯でした」

──そんな事前準備をして挑んだ初撮影はいかがでしたか。
「マネージャーからは『まだまだ細すぎる！』とダメ出しをされました。青い浴衣を脱いで水着になる撮影があったので『これってセクシーですよね』と言ったら、『五十嵐がやってもまったく色っぽくない』とツッコミを入れられましたし。私のマネージャー、厳しいんですよ。撮影中、カメラマンさんに『初めてとは思えないほどいいよ』と褒められてテンションが上がっていたら、“調子に乗るなよ”という目で睨むんです。褒められて伸びるタイプなのに…」

──あはは！ほかに撮影で印象に残っていることは。
「少しでもふっくらしたくてお昼ご飯を大量に食べたら、午後の撮影でお腹がポッコリ出てしまいました（笑）翌日は全身筋肉痛になりましたし、グラビアって大変だなと思いました」


──お気に入りの衣装は。
「マネージャーには否定されましたけど（笑）青い浴衣から水着になる時のギャップです。私服も青か白か黒が多いので、青は元から好きな色なんです。白いワンピースで浴室に佇むカットも好きなんですけど、衣装を濡らしたまま撮影したのでとにかく寒かったです。お湯をかけて頂いても温度が下がってしまうし、末端冷え性なので」

──でも衣装によってまったく表情が異なるのはさすが女優さんです。
「表情には気を配ったので、ぜひ注目して頂きたいです。あと、私は目力が強いと言われるので、どの衣装の時も優しげな目を意識したので、素の表情と併せて楽しんでもらえたらと」

──タイトルになぞらえて、五十嵐さんが引きつけられているものも教えて下さい。
「やはり和食ですね。特に酵素玄米が美味しくて好きなんです。炊く前に６時間ほどお水に浸けなければいけない手間は掛かりますけど、デトックスもできますから…（と言った瞬間、マネージャーに睨まれると）デトックスって私、してはいけないんでしょうけど」

──（笑）でも五十嵐さんのような体型、女性は好みかと。
「女性にも見てほしいので、そう言って頂けるとすごくうれしいです。この経験を糧にして、女優としての幅を広げていけたらいいなと思っています」

──目指している女優像は？
「そこにいるだけで存在感を放つ、松坂慶子さんのような女優さんになりたいです。『愛の水中花』を歌っていらっしゃった頃の松坂さん、とてもお綺麗な上にチャーミングですよね。でも松坂さんが目標なら私、やはりもっとグラマラスにならないと…（笑）」