【取材こぼれ話】「MEN’S SEAT INTERVIEW act.295」は矢地祐介さん

◆RIZIN参戦のタイミングで階級を上げた矢地選手。しっかり食事をとりながらの練習で「本当に前向きになれましたね」。また「減量が厳しかった頃は体重を落とすための練習に時間を費やさなきゃいけなかったんですけど、今はそれがないから強くなるための練習をたくさんできる。それも大きいんですよ」とも。

◆テレビで試合が流れることにより知名度も格段にアップした矢地選手。その反響については、こう語ってくれました。
「試合の翌日は外を歩けないとかまではいっていないです（笑）でも凄いですね。インスタとかツイッターのフォロワーはメチャクチャ増えたし、イベントをやったら俺に会って感激してくれる人がいるんですよ。俺なのに（笑）あとテレビで試合が流れると、両親、おじいちゃん、おばあちゃん、遠い所に住んでる人にも『見たよ』って言ってもらえるじゃないですか。それが嬉しいですよね」

◆入場曲はSOUL SCREAMの『蜂と蝶』。日本語ラップのクラシックで、矢地選手としてはリアルタイム世代ではないものの「ひねくれてるんで周りの友だちが聴いてない音楽が好きだったんですよ。俺の入場でこの曲を聴いて『おっ、いいの選ぶね』みたいに思ってくれる人が、数は少なくてもいるだろうなって。そういうところでニヤリとしたいタイプというか（笑）」

大晦日のビッグイベントをはじめ、大会ごとに注目度を増している格闘技イベントRIZIN。RENA、那須川天心など新世代の台頭が目立つこの大会で、新時代を牽引する“主役”の一人として期待されているのが矢地祐介選手です。昨年は大物相手に3連勝。明るいキャラと派手な試合ぶりでも知られる“お祭り漢”に、躍進の理由とRIZINへの思いを語ってもらいました。