【取材こぼれ話】「MEN’S SEAT INTERVIEW act.279」は所英男さん
◆ジムがある川崎市は、川崎フロンターレなど地域と一体になっての活動も印象的。所選手の試合も、地元・武蔵小杉の「小杉駅前会」からバスで応援に来てくれるそう。「武蔵小杉は住んでいる人が多いので、会員さんも地元の人が多いですけど、交通の便がいいから遠くから通ってくれる人もいますね。いい町にジムを開けたなって思います」

◆ジムだけでなくストレッチ店チェーンの1店舗を経営している所選手。本人も「週3で通ってます」とのこと。もちろん運動する人だけでなく、デスクワークの人にもオススメだそうです。「お店でストレッチを習って、簡単なものは自分でやってみることもできますし」

◆所選手は、普段の練習では「やられてばっかり」。若い選手にスパーリングで一本取られることもあるそう。ただ、これは所選手が様々な技を試し、常に動き続けるため。隙ができやすい反面、動きがあって面白い試合をするから所選手は人気があるとも言えるでしょう。「自分から動いて（局面を）作っていくっていうのが僕のスタイルですね」

かつて“闘うフリーター”として人気になった格闘家・所英男選手が、39歳にして大勝負に挑む！　7月30日開幕のRIZINバンタム級GP、その1回戦で闘うのは世界最高峰の舞台・UFCで活躍してきた堀口恭司選手。過去最大の難敵に、ベテランとなった所選手はどう挑むのか。主宰するジム『リバーサルジム武蔵小杉 所プラス』を訪ねてみました。