昨年10月にデビューしたばかりだが、着々とファンを増やしつつある小澤らいむちゃん。美形・巨乳・美脚と見た目はグラビアアイドルとしての才能万全なのに、いざ話してみると“不思議ちゃん”では括るのが惜しい切れ味を隠し持つ。人生初インタビューだという彼女の素顔に迫る。
──今年23歳で、昨年からグラビアを始めたそうですが、きっかけは？
「短大を卒業してから一般事務やオペレーターの社畜をしていたのですが、働いているうちに『このままたいして給料も上がらずつまらない毎日を送り続けて死んでいくのか…』と絶望し、ロボット的な人生に終止符を打つべく退職して上京したんです。東京にきて３日後、原宿を歩いていたらスカウトされて、異性にチヤホヤされてモテるかなと思い、撮影会に参加したことがきっかけです。今までのクソみたいな人生を払拭したかったんです」

──口語ではなく文語調で話すんですね。大きな武器かと。
「自分でも本当に、ほかのグラビアアイドルにはない強力な武器だと思っています。中学時代に、作文ばかり書いていた影響かもしれませんが」

──それを素直に認めるところが潔いですね（笑）しかも顔は美形だし胸はＨカップ。その上、美脚でスカウトされるのも納得です！
「私は人間ではなく妖魔なので、魔力を注入してこの身体を作り上げたんです。中３までは胸の脂肪もまな板でしたから、これは魔力の効果です。20歳の頃ムカついて胸の脂肪を除去しようとしたんですけど、リスキーだし高額な費用がかかるから辞めたんです。軽く調べただけですけど、実行しなくて良かったと今は思います。ただ、原宿は誰が歩いていてもスカウトされるらしいんですよね…」

──自信満々の妖魔キャラがブレてますよ、小澤さん！
「ああっ、私としたことが何というミスを…！　中途半端なことをしたら、私のグラビア人生が黒歴史になってしまう…」

──一度決めたら貫かないと。
「そうですよね。ただ、川と畑しかない兵庫のド田舎で育った田舎っぺとしては、原宿でスカウトされるってシンデレラストーリーなんです。だから最初は本当に自分に起きた出来事なのか信じられませんでした。小学校の頃、モーニング娘。に入りたいと言ったら『ブスだから無理』と全否定されて、『お前らにオレの何が分かるのか！』と葛藤していたので、スカウトされた時は舞い上がりましたけど」

──冒頭で異性にモテたかったとおっしゃいましたが、グラビアを始めてモテるようになりましたか？
「お世辞かもしれませんが事務所の方やスタッフさんに『この仕事向いてるよ』と言われて、図に乗ってきたところです」

──男性ファンのために、好みのタイプも教えて下さい。
「頭が良くて面白くて…ちょっと待って下さい（と、スマホを取り出す）。私、書いてきたんですよ。あとは、誰にでも優しい人。私自身が中３まで、『あいつめっちゃブス！』と言われ続けてきたので、人を見た目で判断する人が苦手です」

──大好きなゲームをする時間が共有できる方がいいのでは。
「ゲームは私にとって人生そのもので、辛い現実を忘れさせてくれたものなので、ゲーム好きであることは望んでいないです。それに、好きなゲームはＲＰＧだから、誰かと一緒にプレイしたいわけでもないですし。ただ、猫好きではないと困ります。猫アレルギーなら我慢してもらうしかないですね。今朝も思う存分モフモフしてきたシャルロット（愛猫の名前）の写真集をいつか出したいし、将来は猫10匹を飼うことが夢ですから」

──ほかに将来の夢はありますか？
「人前に出るこの仕事を始めたからには、アイドルとしてそこそこの人気を獲得したいです。そして主に、石油王にモテることが最終的な目標です」