男性が覗くことが叶わない百合系女子がファンタジックムービーでその姿を明かす！　映画『こたつと、みかんと、ニャー。』が３月、１週間限定でレイトショー公開が決定。「この作品が好きでたまりません。３回観たら３回違う答えが出るはず」と語る木嶋のりこちゃんに加え、こたつ役の福見真紀ちゃん、みかん役の鎌田紘子ちゃんに、作品の魅力を語り尽くして頂きました。梶野竜太郎監督推しの「恥じらう姿が撮りたかったからリハーサルなしの長回しに徹したキスシーン」も要チェックです！

──いきなりですが…みなさんは、本作以外で女性とキスした経験は？
木嶋「あります！　でもそれじゃ映画に出演するには足りなくて、撮影前に女の子の恋人を作らなくちゃいけないかな、と思いましたけど（笑）」

鎌田「えっ、あるの？　私はラブシーン自体がほぼ初めてだし、女の子とキスしたことなんてないから、かなり緊張してたのに」

福見「だからのりちゃんは、私とのキスシーンでリードしてくれたんだ（笑）」

木嶋「そんなたくさん経験があるわけじゃないよ。高校１年生の時、下校途中に相合い傘で帰ってる時にチュッって、あっさりファーストキスを奪われちゃったの（笑）あれ、相手が男の人ならかなりドラマティックだったのにー！」

──２泊３日で行われた長野・白馬ロケはいかがでしたか。
福見「秋の設定だから薄着で撮影したんです。だから山の中はすごく寒かったです。ガスコンロの側にいる時以外は寒くて、凍えるかと思いました。だけど、グラビアをしていると、そういうシチュエーションってよくあるんですけどね」

鎌田「寒いのに水の中に入るとか、雪の中水着１枚、とかね。私、寒すぎてキレそうになったことがある（苦笑）」

木嶋「寒かったけど、スタッフさんと泊り込みだから家族と一緒にいるみたいに和やかで楽しかったよね。夜は大勢で食卓を囲んで、スタッフさんの手料理で温まりました」

福見「大きい鍋で作ってくれるクリームシチューもカレーも美味しかった。パンも絶品でした」

──この作品を、どんな人に観てもらいたいですか。
鎌田「女の子同士の恋愛の話だと、女性は抵抗があるかもしれませんけど、キュンキュンするシーンが多いから楽しめると思います。こたつとみかんとニャー、それぞれの目線で観てほしいから、３回は観て下さいねっ！」

木嶋「私は演じていて恋する気持ちって性別じゃないなと思えたから、恋したい人も恋してる人も、恋する気持ちが好きなすべての人に贈りたいです。観たら、自分の肌で感じたことを信じることの大事さも分かってもらえるかなって。かわいい女の子好きな私としてはこたつとみかんに想われるという、美味しい思いをさせて頂きました（笑）」

福見「女の子同士の友愛のいわゆる“百合”のお話なので（風男塾の）女子のファンが観たらどう思うかなって、今から楽しみでもあり不安でもあります。でも、レズビアンの話ではなくて、百合の話ですよ！」

──共演してみて、いかがでしたか、それぞれの印象は。
木嶋「まきちのキラキラした目に、何度ドキッとさせられたことか…。映画を観た方は、５秒まきちの目を見つめたら、恋に落ちること間違いなしです。ひろぴょんは会うたびに違う顔を見せるから、遊園地のアトラクションみたい。一緒にいるといつもワクワクします」

福見「うわー褒められた！　そんなこと言ってのりぞぉの演技を取り組む真剣な姿に感動したよ、私。尊敬してます」

──最後に、みなさんはグラビアアイドルとしても活躍されていますが、スタイル維持の方法は？
福見「私はマラソンに夢中です。今年中にフルマラソンに挑戦する予定です」

木嶋「すごい！　私は特に何もしていなくて、食べるたび『胸にしかお肉がつかない』と思い込むことで維持しています」

鎌田「お肌は重曹がオススメ！　洗剤に混ぜたり、浴槽に入れるとお肌がチュルチュルになります」

木嶋　福見「えっ、何それ、興味津々！　使い方教えてー!!」