女性ファッション誌「Ray」の専属モデル南里美希ちゃんがヒロイン役を演じるテレビドラマ『牙狼＜GARO＞～闇を照らす者～』が４月から放送開始。05年にテレビ放送されるやいなや“大人のための特撮ドラマ”として好視聴率をキープし、TVシリーズ第２弾、映画化２回、そして今回と、再開を望むファンの熱い要望に答えた形だ。「ヒロインと聞くと清楚で主人公を一途に思う役を想像しますよね？　でもその感覚が覆されますよ」と美希ちゃんが語る、ヒロインの魅力と見どころに迫る！
──本作で演技初挑戦ですよね。モデルと聞くと男性は敷居が高いような…。
「それよく言われます、近づきがたいって。言われるたびに、モデルってだけで損している気がしますよ、本当に（笑）違う職業だと名乗ったら、まったく違う印象を持たれるんだろうなぁ…。全然近づきがたくなんてないですよ！　１日１品作るのがブームだった時は毎日自炊していましたし、結婚したい男性のタイプだって、一番は仕事を頑張っている人。仕事を頑張っている瞬間の男の人って、最高にカッコイイじゃないですか？　あとは、シンプルな服装が似合って、優しくて家族や友人を大切にしてする人、ぐらいしか理想が思い浮かばないですし。だから最強の男じゃないとダメで、男なんてダシにも使ってしまう、高飛車な莉杏と私は似ても似つきません」

──では、ご自身と対極の莉杏を演じる際に心がけたことは。
「監督に言われた『峰不二子のように』というアドバイスを忘れないように演じました。衣装もセクシーな要素が盛り込まれてますよ。フルレングスのパンツの絶対領域部分だけがシースルーです」

──アクションも初挑戦でしたね。
「お話が決まってからＤＶＤを観たんですけど、アクションシーンの連続だから、『私、ここまでやるのかな？』と不安になりました。でも、クランクインする５ヶ月前からトレーニングに入ったら、慣れるうちに楽しめるようになりましたよ。ワイヤーアクションにもトライしたんですけど、あの高いところから落ちる感覚、すごく気持ちよかったです」

──となると、見どころはやはりアクションですか？
「もちろん！　命がけのスタントを間近で見てすごく感動したので、あの感動をテレビで味わってほしいです。ＣＧも前よりレベルアップしてるから、これも感動モノですよ。キャストが一新してるから、前の作品を観たことがなくても十分に楽しめます。ドラマ要素も強くなっているので、ストーリー展開も見どころですね。私が演じた莉杏は、見た目が派手で、私ならもうちょっと人に合わせるかなと思うぐらい自由気ままで、要は子どもなんですけど、その彼女が成長していく過程も追って観て頂きたいですね」

──ご自身のシーンでココを観てほしい、というところは。
「莉杏は魔戒騎士たちをサポートする役なので、いろんな場所へスパイとして潜入するんです。その時、多彩な衣装で登場するので、観ていて楽しいと思います。私自身も着たことがない衣装ばかりだったので、この機会に思う存分、満喫しました」

──プライベートな質問も。最近ハマっているものは？
「プエブリートというテキーラです。臭みがなくて上品で、アロマのような香りがするんですよ。身体に合っているせいか少量で気持ちよくなれるんですけど、あとはずっと一定のテンションでちびちび飲んでます。酔うと眠くなっちゃうから即、帰りますけどね」

──酔ったスキを狙って口説きたい男性の出番は…。
「帰っちゃうので、その時は…ごめんなさい（笑）」