“3000年に一度の正統派アイドル”という驚愕のキャッチコピーを持つ6人組グループSAY-LA（セイラ）が結成2年の時を経て遂に1stシングル『こじらせ片想い』を11月22日にリリース。今回はグループを代表して担当色ピンクの森のんのちゃんに、お話を伺いました。
──結成2年目にして待望のファーストシングル発売。感慨深かったのでは？
「すっごくうれしかったです。のんのは結成から3ヶ月遅れて加入したんですけど、メンバー6人全員で大喜びしました。でも、心配でもあったんです。のんのは歌が得意ではないけど、全国発売になるからどうしようって。だから、メンバーの中で一番、アイドルらしいという個性をダンスの中で見せていこうと思ってます！」

──森さんは“爪先までアイドル”を公言していますからね。
「だからなのか、近寄りがたいと言われることがあるんですよ。理想の男性像に大好きな二次元を当てはめようとしちゃうから、ファンの方から『僕は違う』と思われちゃって…こじらせちゃってます」

──『こじらせ片想い』はファンも共感しやすい曲だとか。
「王道の恋愛ソングではあるんですけど、“こじらせ”とか“今日も病んでる”“このモチベだけで”といった、普段ファンのみなさんの間でも使う言葉で構成されているので、共感しやすいと思います。主人公は片想いしている相手に『私…今日も告白できなかった』とこじらせているんですけど、普段は恋愛ソングを聴かないのんのも共感できちゃいました」

──でもアイドルですから、こじれてはいないですよね？
「こじれる時はありますよ～（笑）そういう日はメンテナンスと称して1日中寝ています。でも、初恋からこじれてたかも…」

──どんな初恋でしたか。
「6歳の時に『犬夜叉』の主人公を好きになったのが初恋でしたけど、気が多くて殺生丸様、鋼牙くんと次々と心変わりを繰り返しちゃいましたから(笑)」

──それは…（笑）ちなみに今、片想いしているものは？
「都内からかなり離れたお城（自宅）に住んでるので、専用の馬車が今、すごく欲しいんです」

──馬のほうが電車より時間がかかりそうですが…。
「あっ！しかもお馬さんのメンテナンスにもお金がかかりますよね（笑）」


──4タイプそれぞれに収録されるカップリング曲についても教えて下さい。どんな曲ですか。
「『どうして、ミレンジャー』の“ミレン”は“未練”のことで、すごくポップで振り付けも簡単なんです。『1/2×2』は最初、のんの、計算すると１になるのが分からなかったんですけど（笑）悲しみは半分に喜びは1つにという歌。『ずるいよ』は失恋ソング。嫌いになったわけじゃないと言われて振られちゃうんですけど、これって男の人がよく言うみたいで、タイトル通り、ずるいなと思いました。『I Love You』は、高校時代のラブソングだとのんのは捉えてます。ライブで一番盛り上がる曲で、ラストに歌うことが多いです」

──シングルの予約イベントには様々な客層が訪れるそうですね。
「ご家族やカップルのほかに、最近は女のコも増えてきているので、すごくうれしいです。この前は子どもに『プリキュアだ！』と言われたので『そうだよ！』と答えておきました(笑)」

──グループとソロ、それぞれの目標を聞かせてください。
「グループとしては気が早いですけど２枚目のシングルやアルバムを出したいね、とメンバーと話したりしてます。個々のМＶも作ったら面白そうだねって話も出てたり…(笑)ソロでは、戦隊モノのピンクをやりたいんです！今期はピンクがいないので、偉い人からのオファー待ちです。あとはホラー作品にも出てみたいんですよ。一度出演したんですけど、血だらけで引きずられている役で…のんのかどうか分からない役だったから（笑）今度はゾンビ作品に出演希望です！」