【取材こぼれ話】「教えてパイセン!直撃インタビュー!!」は永野さんです。
◆地元・宮崎の高校を卒業して上京後、専門学校に進むもすぐに中退してお笑いの道に。
「お笑いを始めるなら吉本の養成所NSCか、ウッチャンナンチャンさんが卒業生の日本映画学校のどちらかだろうと。妙に誤魔化したくないところがあって、NSCに関西以外の人が入る、四国や九州の人が行くのも今は普通だと思うんですが自分はそれが嫌で。大阪のお笑いが好き、ダウンタウンが好きだったけど大阪の人間じゃない自分が行って関西弁でやるのが許せなかったんですよ。『なんでやねん!』の文化じゃないのに。それで二択を選ばず自己申告で芸人を始めました」
◆ホリプロ所属時は、どうでしたか?
「ホリプロの芸人は作家やマネージャーがネタを見て、その色に染まっていく演劇っぽい、作り込んで似ているコントが多い中で、当時からこの芸風だったので今はそれが独特ですねとなるんですけどホントにザコ扱い。『コイツのネタ時間はトイレ休憩です』とかイジリで言われてましたから。気にせず、自分のままでやってましたけど」
◆金子ノブアキさんとは公私ともに仲がいいんですね。
「金子くんはお笑い的なことはまったくしないですけどDVD『Ω(オメガ)』でやったコントのカッコいい映像に出てくれたり、自分が考えた映画『MANRIKI』の音楽監督と、変態の兄弟役で出演してくれた。4月1日にレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)がアルバム『Unlimited Love』を出した時に感想がきましたもん。友だちじゃん、これってただの(笑)」
激しく腰を振りながら髪をかきあげ客に手を振り「◯◯より普通に△△が好き!」と叫ぶ歌ネタでブレイクした“孤高のカルト芸人”永野さん。DVD「Ω」の取材以来、約7年ぶりにご登場頂いた。芸歴28年の永野さんには業界にファンが多く、関係性が深い方とのエピソードも披露。ただデビュー時の話が前回と違っていた。「嘘ついてました。今日は本当のことを言います(笑)」ウィキペディアに載っていない“真実”が次々と明らかになる――。
PROFILE
永野(ながの)
1974年9月2日生まれ 宮崎県宮崎市出身
95年頃に活動開始。“孤高のカルト芸人”と称されるシュールな芸風が持ち味のピン芸人で、長きに渡ってライブシーンで活躍。14年に「ゴッホより普通にラッセンが好き」のフレーズで知られるネタでブレイクし、数々のお笑い番組に出演。また清水康彦さん、斎藤工さん、金子ノブアキさんと映像制作プロジェクト「チーム万力」を結成し、19年公開の『MANRIKI』を発表するなど多方面で活動。仙台放送「永野のわっしゃ!」、ラジオ「永野の目には見えない美術館」(Artistspoken)、「60TRY部」(ラジオ日本)レギュラー。映画や音楽に造詣が深く、YouTube「永野CHANNEL」配信中。8月23日(火)に東京・南青山のBAROOMにて開催の「MY ROCK, ONLY ROCK vol.1」に出演する。
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永野(ながの)
1974年9月2日生まれ 宮崎県宮崎市出身
95年頃に活動開始。“孤高のカルト芸人”と称されるシュールな芸風が持ち味のピン芸人で、長きに渡ってライブシーンで活躍。14年に「ゴッホより普通にラッセンが好き」のフレーズで知られるネタでブレイクし、数々のお笑い番組に出演。また清水康彦さん、斎藤工さん、金子ノブアキさんと映像制作プロジェクト「チーム万力」を結成し、19年公開の『MANRIKI』を発表するなど多方面で活動。仙台放送「永野のわっしゃ!」、ラジオ「永野の目には見えない美術館」(Artistspoken)、「60TRY部」(ラジオ日本)レギュラー。映画や音楽に造詣が深く、YouTube「永野CHANNEL」配信中。8月23日(火)に東京・南青山のBAROOMにて開催の「MY ROCK, ONLY ROCK vol.1」に出演する。
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