女優とアイドルが共演する朗読劇『TEGAMI2』が2月20日から上演。アイドルグループ・あゆみくりかまきで歌うたいを担当するあゆみさんと、Origamillio(n)でプロデューサー兼メンバーを務める琴海りおさんに、タイトルの手紙にまつわるエピソードなどを聞きました。2人には意外な共通点が……!!
──初対面とのことですが、お互いの印象は？
あゆみ「私は初対面だと必ず緊張してしまうので、琴海さんの事務所の先輩の、ゆるめるモ！のけちょんちゃんに『どんなコなの？』と事前に聞いたんです。そうしたら、『お酒が好きないいコだよ』と教えてくれたので（笑）会う前から安心していました」

琴海「お酒が好きというのは正しい情報です（笑）お酒が強いみたいで、いつもはテンションが低めなんですけど飲んでも少し上機嫌になる程度なんです。私はあゆみさんのTwitterや写真を見て、勝手に“元気っコ”というイメージを持っていました。でも、実際にしゃべってみるとシャイで可愛いのでギャップに驚きました！」

──琴海さんは元自衛官ですよね。
あゆみ「えっ!?　ほふく前進とか…」

琴海「していました。両親が自衛官で兄だけが消防士なんですけど、姉も元自衛官なんです。だから受験をするのが当たり前になっていたので、私も陸上自衛隊の試験を受けました」

──あゆみさんが「元◯◯」にご自身を当てはめるなら？
あゆみ「元クマです。あゆみくりかまきになる時に、自分のクマの部分に気付いて、そうしたら毛が生えてきたんです。加入前は何も考えずに生きていたので、琴海さんはすごいなと思います」

──琴海さんが、あゆみさんのコメントに顔を覆って笑っていますが。
琴海「人って勝手に印象を持ってしまうんだなと思って。これほどいいギャップがある人って、なかなかいないので。すごく面白いし可愛いので、笑いをこらえきれません…」

あゆみ「グループの曲調が基本的にロックなので、怖いイメージを持たれることが多いんです。だから、しゃべると笑われることが多いんです」

──朗読劇に話を戻しましょう。出演が決まった時の感想は。
あゆみ「あゆみくりかまきという３人組グループで“歌うたい”を担当していて、小学生の頃は国語の朗読をするのが好きだったので、すごくうれしかったです。昔から人前に出るのが苦手で、手を挙げたいけれど挙げられない気持ちで席に座っていたので、先生に当てられた時は『ラッキー！』と思いながら読んでいました（笑）」

琴海「私は自分の声があまり好きではないんです。だから声がお客様にどう響くのか自信はないんですが、演じることは好きなので楽しみです」

あゆみ「素敵な声をしているのに!?」

琴海「Origamillio(n)というユニットでアイドルをしているんですけど、頑張らないとアイドル声が出ないんです（笑）地声が低いので。舞台には女性10人が出演するので、練習でみなさんに追いついていきたいです」

【関連リンク】月給30万円スタート！男性向けナイトワークの求人はこちら！ ──本作は「手紙」がテーマですが、お二人は手紙を書きますか？
琴海「小さい頃、隣の県に住んでいる同い年の従姉妹と文通していました。手書きの文字をやり取りすることによって、相手を身近に感じることができた記憶があります。大きくなってからは連絡手段がメールに変わりましたけど、今でも『応援してるよ』と連絡をくれるんです。手紙は人と人との縁をつなぐツールだと実感しています」

あゆみ「私はお父さんの誕生日に届くように手紙を書きました。地元が大阪で離れて暮らしているので、LINEより気持ちが伝わるかなと思って。要約すると『お父さんの子どもでよかった』という内容です」

──最後に舞台の見どころも。
琴海「プロデューサーさんはアイドルと女優さんが同じ舞台に立つので、両者が融合してお客さんに届いた時に、どういう目線で観て頂けるのかが楽しみだ、とおっしゃっていました。でも私のような人が苦手なコミュニケーション下手を集めているみたいで…」

あゆみ「私もコミュ障を治したいと思っているんです。前回の舞台では、早めに行って控室の端っこで１人すごしていました……」

琴海「分かります！『あわしまからの手紙』に出演させて頂いた時に、『一緒に帰りなさい』と言われても私は１人で帰っていました。迷惑ばかりかけたのに、他のコが何度も『みんなでご飯に行こうよ』と誘ってくれて。『みんなの中には私も入るんだな』と改めて申し訳なく思ったことがありました。今回は、もっと他のキャストと関わるようにできたら……と思います」
あゆみ「コミュが苦手な人ばかりが出る舞台をぜひ観に来て下さい（笑）」

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