【取材こぼれ話】「早耳!エンタメ・インタビュー502」は水崎綾女さん
◆「撮影中もオフのときもその存在に救われた」と語るのが、彼氏・亮司役を好演したハイキングウォーキングの鈴木Q太郎さん。ちなみに、劇中の亮司が「目を開けたまま」寝るシーンは、本来の台本では「白眼を剥いて」寝る場面。白眼ができないQ太郎さんに、芸人の先輩でもあるゴリ監督が「じゃあもう、おもしろい顔をしといて」と言った結果が、くだんのシーンでもあるという。◆水崎さん扮するヒロインが、突然奇声を発して観客を「!?!?」と思わせてしまう冒頭のシーンにも登場するフェリーは、物語の舞台となる粟国島への唯一の交通手段。那覇の港からの約2時間は、水崎さん自身も「船酔いとの戦い」だったとか。くだんのシーンでは、奥田瑛二さん扮するおとうとの再会まで「妊婦」だということを悟らせない監督の演出にも要注目!!
◆撮影期間中の飲みの席では、奥田瑛二さんから“禅問答”のような壮大なスケールの二択クイズが出されるのが恒例に。「俳優はチャレンジかアドベンチャーか、どっちだと思う?」と唐突に聞かれた、前出のQ太郎さんは、「ヤバい、間違えたら怒られる」と冷や汗をかきながらも、なんとか正解したという。なお、正解は後者のアドベンチャー。いつでも辞められるチャレンジと違って、一回進み出したら辞められない、のがその理由とか。……深い!!
人気お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリさんが本名の照屋年之名義でメガホンを執った話題のヒューマンドラマ『洗骨』が、来たる2月9日から公開される。そこで今回は、河瀬直美監督の『光』、そして本作と、重要な役どころでの映画出演が続く、水崎綾女さんにインタビュー。ヒロイン優子として過ごした沖縄での日々をうかがった。