◆「スーパー戦隊の台本は、本だけでは読み解くことが難しかったです。戦闘シーンも細かい動きまでは書かれていませんし、セリフにはなっていないアクションシーンもあるんです。撮影全体を通じて特に難しかったのはアフレコ。ブースの中で初めて観るシーンに声を当てる難しさを体験しました」

◆「役柄が、謎のイケメン名探偵エルロック・ショルメ。僕は自分をイケメンだと思ったことがないので最初は不安でしたけど、演じることは楽しかったです。ポスタービジュアルも、すごい枚数を撮って頂いたんです。お蔭でなりきっている表情を写してもらうことができました」

◆「芝居の仕事に役者として現場に入る時は、変に『自分は芸人だ』とは意識しないようにしています。笑いを取ろうとしても難しい部分があるので。頂いた役にどれだけ入り込むことができるかしか考えないようにしています」

ココリコ田中直樹さんが謎のイケメン名探偵エルロック・ショルメ役を演じた映画『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film（アン・フィルム）』が8月4日に公開。スーパー戦隊作品への熱い思いや本作の見どころとともに、芸人として芸能界を生き抜く心得を聞いてみると、そこにはシンプル＆日常生活で忘れがちな答えが――。