【取材こぼれ話】「LADY’S SEAT INTERVIEW act.274」は伊藤麻希さん
◆伊藤さんがプロレスデビューするきっかけは13年のDDT両国国技館大会。レスラーのセコンドとして登場するも頭突きを決めるなど大暴れしたことで話題に。初リングの感想は「同じ舞台に男性がいるのは複雑な心境でした。しかも半裸じゃないですか(笑)」

◆プロレスデビューの話を聞いた時は「断ろうと思ったんですよ」と。その理由は「まだアイドルをやめたくなかったから」同時進行でいいと聞いて、デビューを決意したそう。やはりプロレスもアイドルとしての意識、こだわりあってこそ。

◆どちらも“表現”という要素が重要なプロレスとアイドル。伊藤さんにとっての共通点、相違点とは？
「LinQの時はポジションがステージの後ろとか端だと卑屈になっちゃうところがあるんですよ、どうしても。『私のことなんて見てないでしょ』って。でもプロレスはセンターも何もないですからね。ずっと見られてるし、相手もいるから絶対に気を抜けない。そこは大きい違いですね」

福岡のアイドルグループLinQのメンバーである伊藤麻希さんが昨年12月にプロレスデビューし、話題を呼んでいる。もともとアイドルらしからぬ言動で知られていただけにプロレ ス適性は抜群。主戦場の東京女子プロレスでは後楽園ホール大会の宣伝部長にも。一方、LinQは「解体・再開発プロジェクト」で大会場でのライブ成功を目指すことに。この正念 場に“今闘えるアイドル”はどう立ち向かうのか!?