鍛え上げた肉体とベビーフェイスで人気急上昇中のCheer（ハートマーク）1メンバー、才木玲佳さん。格闘技イベント「Krush」のラウンドガール、プロレス団体「WRESTLE-1」の公式サポーターを務めつつ、K-1アマ大会、そしてプロレスラーとしてもデビュー！　独自すぎる道を行く“筋肉アイドル”が語る「アイドルと筋肉」とは!?

──アイドルとは思えない筋肉の才木さんですけど、デビュー当時はそこまでじゃなかったですよね？
「そうなんですよ。Ｋ－１のジムに通うようになったのもダイエット目的で。でもアマチュアの試合に出ることになって、それならちゃんと鍛えなきゃって。Ｋ－１の記者会見で力こぶを作って見せたら『凄い！』って言われたので、目覚めちゃいました（笑）」

──そこからさらにプロレスデビューまでしちゃうという。
「もともと男っぽい性格で、負けず嫌いなんですよ。スポーツも見るよりやるほうが好きなんです」
──現役アイドルのままＫ－１、プロレスに出るってタダゴトじゃないですよ。
「やってみたら面白いんですよねぇ（笑）Ｋ－１は真っ向から殴り合うよさがありますし、プロレスは闘うだけじゃなくキャラクターとか感情を見せる要素があって。見る人の心を動かすっていう意味ではアイドルと共通する部分もあると思います」

──筋肉をつけるのって、アイドルとしてはマイナスではないですか？
「それが、何も考えずに鍛え始めちゃったんですよ（笑）やりたいからやっただけで。最初はマネージャーさんも嫌がってたんですけど……」

──せっかくだからウリにしていこうと。
「『有吉反省会』で筋肉を押し出して話題になったのもあって、そこからは伸び伸びやらせてもらってます。ただ筋肉がついてから、服がよく破れるんですよ、コートの裏地とか（笑）今は基本ノースリーブ。上着は伸びる生地しか買わないです」

──ファンの反応はいかがですか？
「最初は戸惑ってる人が多かったですねぇ。『どこに向かってるの？』って。でも筋肉があるからこそ頂けた仕事も多いので、本当によかったと思いますね。新しくファンになってくれた人もたくさんいますし。それと筋肉を活かしたお仕事だけじゃなく、クイズ番組でも活躍できたらなって」

──慶應義塾大学出身ですもんね。筋トレは受験勉強に似ているという説もあると聞いたことがあります。
「それはあると思います。努力した分だけ、きっちり結果がついてくるんですよ。だから好きなのかも」

──インテリ筋肉アイドルですね（笑）しかし世界がどんどん広がっていきますよね。プロレスでは8月28日のＤＤＴ両国国技館大会というビッグマッチへの参戦も決まって。
「本当に恐縮しちゃいます。まだまだ初心者なので。でも伸びしろはあると思ってます（笑）出場できるというのは期待してもらってるということだと思うので。Ｋ－１で学んだ蹴りとか、アクロバティックな技も出していきたいですね。欲張りなんですよ（笑）」

──さらにイメージＤＶＤも発売されます。
「水着中心で、セクシーなシーンもあって……恥ずかしいんですけど（笑）でも、アイドルとしては可愛さも重要なので」

──筋肉をつけてもそこは捨てないと。
「可愛いものが好きだし、鍛えてるからといってボーイッシュにしようっていうのはないんですよ。洋服も花柄が大好きですし。筋肉とアイドルらしさを両立したいですね」
──海外だと女性がトレーニングするのも普通ですしね。

「女性らしいボディーラインも作れますし。私が目指してるのはそこじゃなくて“ゴリマッチョ”なんですけど（笑）でも海外では筋肉に色気を感じるっていう文化もあると思うので、世界基準の可愛さを追求したいですね。目指すはワールドワイドマッスルです！」