公開前からネット上などで「面白そう!」と話題だった映画『ローリング』が6月13日より公開中。2人の男の間に挟まれてエロティックな魅力をかもし出すヒロインみはり役を演じた柳英里紗さんが、監督と作品への深すぎる愛情を語り尽くします!
「冨永監督が演出するラブシーンは多幸感が味わえます。予告編を観て気になるところが1つでもあれば必ず刺さるところがある作品なので、ぜひ映画館で観て頂きたいです」
今回はエメラルドグリーン役に合った下着を付けます
──前回のインタビューでは、撮影前に必ず新品のボクサーパンツを購入してゲン担ぎするとお話していましたが、今でも続けているんですか?「あ~、そんなことお話しましたね。ボクサーパンツは衣装によっては透けてしまうから辞めたんです。でも、役に合うような下着は身につけるようにしてますよ。私の中でみはりちゃんはエメラルドグリーンのイメージだったので、スクリーンに映る下着は冨永(昌敬)監督に選んで頂いて、見えない部分では私が準備して穿いてました」
──撮影が終わったらプライベートで使用するのでしょうか。
「してますね。エメラルドグリーンの下着を見るたびに、みはりちゃんの気持ちを思い出します。私にとっては思い入れの深い役でしたから、 撮影中の思い出が今も色褪せないんです」
──ということは、撮影が始まる前に入念な準備もしたんですか。
「1ヶ月で体重を6キロ落としました。みはりちゃんは周りの人に心配される、少しか弱いところがあるコなので、当時の私のカラダは少し違うなと感じたんですよ。夜ご飯をスムージーに変えたり、週2回、1時間半の運動をしたり、お酒も控えて準備しました」
──その甲斐あって、濡れ場シーンはセクシーでした!
「脱ぐのは『惑星のかけら』以降、二度目なんですけど、あの時は少女性がアピールポイントでしたし、普段から実年齢より若い役を演じることが多いんです。だから今回は、大人っぽい、新しい私を見せたかったですし、身体から役に入ることができて、演じやすかったですね」
念願の富永監督作品なのに痛恨のミスをしたんです…
──冨永監督の作品には、ずっと前から出たかったんですよね。「監督の作品は『亀虫』も『パンドラの匣』も『乱暴と待機』も全部好きで、3年前から一緒に仕事がしたいと言っていたんですよ。 それなのに私、オーディションでミスしたんです」
──オーディシ ョン時は困った様子だったそうですが。
「そうなんです。張り切って面接会場近くに1時間前に着いて、お茶してたんです。そうしたら突然スマホ の画面が真っ暗になって、 慌ててi-padで事務所に連絡したら日曜だから誰も出なくて。マネージ ャーや同じ事務所の人たちにツイッターのDMを送ってようやく場所が分かったんですけど、結局30分遅刻。仕事で遅刻するってありえないと思っているんで、泣きながらオーディションを受けました」
──今も涙目になってますよ。
「思い出すと今でも泣けてきちゃうんです。しかも、オーディション前に食中毒で入院したんですよ。病院のベッドで台本受け取って冨永さんの新作への感動と食中毒のツラさとで泣きながら読んだので、この映画で2回泣いてます。今、泣きそうになったから3回めですね……笑」
2人のうち私が選ぶなら年下好きな権藤さんがいい
──ところで演じたみはりは2人の男性から想われる役ですが、ご自身が選ぶなら?「三浦(貴大)さんが演じた貫一は、相手がみはりだからこそあんな深い愛情を注いだ気がするから、私は愛してもらえないと思います(笑)だから、川瀬(陽太)さんが演じた権藤がいいです。私は年上好きだし権藤は年下の女の子が好きそうだから、受け入れてもらえるような感じがします。本当は貫一みたいに、私に溺れるほど好きになってくれる人がいいですけどね」
──確かにあのラブシーン、貫一はみはりに溺れていました。
「ああいうイチャイチャしたラブシ ーン、いいですよね。普通は切なか ったり刺激的な演出が多いんですけど、冨永監督の演出は多幸感が味わえるんです。それがみなさんにも伝わるといいな、と。あとは、予告編を観て気になるところが1つでもあれば必ず刺さるところがある作品なので、ぜひ映画館で観て頂きたいですね。ハマるシーンも見る視点も、人それぞれ違うから、みなさんなりの見どころを作って頂けたらうれしいですね」
INFORMATION
■映画『ローリング』
INFO&STORY
茨城県水戸のおしぼり業者で働く貫一(三浦貴大)は、盗撮事件を起こし行方をくらましていた元高校教師の権藤(川瀬陽太)と再会する。かつての教え子たちにつかまり糾弾され面目を失う権藤。さらに、権藤が東京から連れて来ていたキャバクラ嬢のみはり(柳英里紗)に貫一が一目ぼれし、貫一は権藤から彼女を奪ってしまう。一方かつて権藤の盗撮した動画に録画されたある人物に目を付けた貫一の悪友たちによって、芸能事務所を巻き込んだ思わぬ騒動が巻き起こる。盗撮事件で地元を追われた元教師が東京から女を連れて地元に帰ってきたことから巻き起こる人間模様を、全編水戸ロケを敢行し描いた。
CAST&STAFF
出演/三浦貴大・柳英里紗・川瀬陽太・松浦祐也・礒部泰宏・橋野純平・森レイ子・井端珠里・杉山ひこひこ・西桐玉樹・深谷由梨香・星野かよ・高川裕也
監督・脚本/冨永昌敬
配給/マグネタイズ
公式HP
6月13日(土)より新宿 K’s cinemaほか全国順次公開中
(C) 2015「ローリング」製作委員会 PROFILE
PROFILE
柳英里紗(やなぎ・えりさ)
90年4月30日生まれ 神奈川県出身
幼少期から映画、CM、ドラマ、雑誌などで活躍。99年に「金髪の草原」で映画デビュー。映画はほかに「神童」「天然コケッコー」「あしたの私のつくり方」「グーグーだって猫である」「やるっきゃ騎士」「夫婦フーフー日記」などに出演。主演作に「そうなんだ」「惑星のかけら」「チチを撮りに」がある。今年、芸能生活25周年を迎え、女優としての活躍が更に期待される。
公式Twitter
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INFO&STORY
茨城県水戸のおしぼり業者で働く貫一(三浦貴大)は、盗撮事件を起こし行方をくらましていた元高校教師の権藤(川瀬陽太)と再会する。かつての教え子たちにつかまり糾弾され面目を失う権藤。さらに、権藤が東京から連れて来ていたキャバクラ嬢のみはり(柳英里紗)に貫一が一目ぼれし、貫一は権藤から彼女を奪ってしまう。一方かつて権藤の盗撮した動画に録画されたある人物に目を付けた貫一の悪友たちによって、芸能事務所を巻き込んだ思わぬ騒動が巻き起こる。盗撮事件で地元を追われた元教師が東京から女を連れて地元に帰ってきたことから巻き起こる人間模様を、全編水戸ロケを敢行し描いた。
CAST&STAFF
出演/三浦貴大・柳英里紗・川瀬陽太・松浦祐也・礒部泰宏・橋野純平・森レイ子・井端珠里・杉山ひこひこ・西桐玉樹・深谷由梨香・星野かよ・高川裕也
監督・脚本/冨永昌敬
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柳英里紗(やなぎ・えりさ)
90年4月30日生まれ 神奈川県出身
幼少期から映画、CM、ドラマ、雑誌などで活躍。99年に「金髪の草原」で映画デビュー。映画はほかに「神童」「天然コケッコー」「あしたの私のつくり方」「グーグーだって猫である」「やるっきゃ騎士」「夫婦フーフー日記」などに出演。主演作に「そうなんだ」「惑星のかけら」「チチを撮りに」がある。今年、芸能生活25周年を迎え、女優としての活躍が更に期待される。
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撮影◎轟あずさ スタイリスト◎博多屋あい ヘアメイク◎篠原奈緒子 取材・文◎内埜さくら
衣装/ブラウス¥16,000 Lois CRAYON、バングル¥16,000・リング(人差し指)¥12,000共にete、リング(薬指)本人私物、その他スタイリスト私物 全て税抜き価格
問い合わせ先ete 0120-10-6616 Lois CRAYON 0120-134434
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