自分よりどんなに偉かろうが大物だろうが、名前を呼び捨て＆タメ語で話してバラエティで人気の小池美由先生が小誌初降臨。「どれだけ横柄なアイドルなんだろう？」と取材前は不安でしたが、「ゆとり世代で怒られ慣れてないから“空気を読む系のアイドル”なんだよ」とご自身が説明する通り、自分を奮い立たせながらタメ語を使う姿勢に萌え萌え。応援したくなってしまうアイドルでした！
──はじめまして。今日はどんな大物も呼び捨てにし、タメ語を使うその姿勢を評して“先生”と呼ばせて下さい！
「えーっ、小池、誰からも先生なんて呼ばれたことないよ～。でも、いい気分だからＯＫだよ」

──先生は昨年の『ゴッドタン』で注目を浴びましたが、その後、環境の変化はありましたか？
「番組に出た後から今もずっと経済的に潤ったわけじゃないから、特に変化はないよねぇ（笑）ツイッターのフォロワー数は増えたけど、流行りモノってみんな好きじゃない？　だから人気の指標にはなりづらいんだよね」

──では、今でも大学ではアイドルだということは秘密に？
「それがさー、秘密にしてるわけじゃないのにバレないってどうなの？　って感じ（笑）小池、４月から４年生になるんだけど、みんな卒論の準備に入るのね。卒論って個人的な作業が多いじゃない。だからもう、このまま友だちが１人もできないまま、大学生活が終わる予感がするんだよね。最後に友だちがいたのが中３だから、７年もいないことになりそう…（笑）」

──それは、極度の人見知りだからではないですか。
「それはあると思う。例えば大学の前期で仲良くなったコがいたとするじゃない？　でも小池、夏休みみたいな長期の休みを挟むと、人見知りを発揮して、次に会った時はよそよそしい態度に逆戻りしちゃうんだよね。相手はきっと『何その冷たい対応は』って、勘違いしてる気がする。あと今、小池ね、ＦＦ14っていうオンラインゲームでしょっちゅう遊んでるの。顔を合わせないで会話だけするなら人見知りしないだろうと思って始めたんだけど、やっぱりしちゃうの。せっかく『番組観ましたよ』って話しかけられても『ありがとうございます』しか返せないんだよね。いつも申し訳なく思ってるから、この場を借りて謝りたかったんだよね。みんな、ごめんね！」

──先ほど以前と環境が変わらないとおっしゃいましたが、仕事は続々と決まっていますよね。４月３日からは舞台『散れ桜よ、刻天ノ証ニ』に出演。
「小池この舞台、すっごく楽しみにしてるの。ストーリーがパートごとに分かれてるんだけど、小池が出るのは過去パートで、見世物小屋の世話役を演じるわけ。世話役なんて経験、芝居じゃなきゃ一生できるわけないし、いつもと違う小池を見せられると思うんだよね」

──そしてセカンドシングル『泣き虫Ｐｒｉｎｃｅｓｓ』ではオリコンデイリーランキング７位という結果を残していますよね。
「作詞とステージ衣装のデザインを担当したから、思い入れが深い曲なんだよね、小池にとって。プリンセスって憧れる人が多いけど、実際になってみたらいろんな苦労があるかもしれないよって曲。一見、華やかに見えてもお姑さんにイビられてるかもしれないし、自由がなくて窮屈かもしれないじゃない？」

──なるほど。“白馬の王子様”という歌詞がありますが、先生の王子様になるためには？
「好みのタイプってこと？　小池、ファンの人からもそんなこと聞かれたことないよ（笑）基本は、自分より精神的にも肉体的にも強い人。小池こう見えて筋肉あるし骨密度が高いから、かなり力があるの。あとは、赤信号は渡らないとか、ルールを守る人。それから、優しい人も絶対条件。夜コンビニに行くとアイスが食べたくなるじゃない。そういう時、小池のお父さんみたいにサラッと買ってくれちゃう人がいいの。でも、自分にも他人にも厳しい小池より、たいていの人は優しいと思うよ（笑）」