人気ドラマ「喰いタン」木下黎役や、「仮面ライダーキバ」野村静香役で注目度急上昇の小池里奈ちゃんが、映画「青空ポンチ」に出演。初ヒロイン役を演じたという彼女から、作品の見どころや気になるプライベートまで、徹底的に語ってもらいました！
──出演されている映画「青空ポンチ」が公開になりますが、どのような役柄を演じたのでしょうか。
「あるトラブルから、田舎に住む叔父さんの元に預けられた玉枝という少女を演じました。玉枝は、鼻っ柱が強い爆発キャラ。『クソじじい！』と叫んだり、人の頭にうどんをかけたり…私の行動パターンにはないことをやらせていただいたので、難しい役柄でしたけど楽しかったです！　それにこの映画で初ヒロイン役をやらせていただけたのもうれしかった」

──玉枝と自分自身、どこか似ている部分はありましたか。
「携帯電話を使いすぎて怒られた後、折られてしまうシーンには共感できました。里奈もケータイがないと生きていけません！」

──ケータイは女子中学生の必須アイテムですからね。
「中２の頃、メールをし過ぎて使えなくなったことがあったんです。その時は母に恐る恐る聞きましたよ。『すみません、ケータイを止めましたか？』って。普段は使わない敬語で（笑）。でも、たまにケータイを持っているのが面倒になることもありますけどね」

──撮影時の思い出などは。
「撮影が昨年の夏休みだったので、スタッフさんや共演者の方に、宿題を手伝ってもらいました（笑）。あと、ロケ地の香川県には初めて行ったんですけど、空が澄んでいて、地元の栃木や東京とは違うなと感じたのを覚えています」

──見どころを教えてください。
「タイトルの『ポンチ』って、しっかりとした考えのない、軽いノリの人を指すんですけど、そういうポンチが集まってバンドをやる姿に、何か刺激を受けられると思います。成功はしないんですけど、楽しんでやり切る姿というか。完成作を見た時、心が温かくなる作品という印象を受けました！

──本作で始めたドラムにハマッて、現在でも続けているとか。
「昨日もライブで叩いてきました。叩いていると、ストレス解消になるんですよね（笑）。ドラムによって曲のスピードが決まってしまうという、責任の重いポジションではありますけど今後も続けていきますよ！　だから今年の誕生日には、親にプレゼントとして電子ドラムを買ってもらいます、絶対!!　でも、私の欲しい電子ドラムは、オープン価格という恐ろしい値段設定ですけど（笑）」

──学生生活についても教えてください。学校ではどんなコですか？
「メチャクチャしゃべります！　話さないコも会話の中に巻き込むほど活発です。いろんなクラスのコと仲良しなので、休み時間は廊下に出ておしゃべりしています」

──得意な科目は？
「数学です。でも、一番成績がいいのは美術なんですよね（笑）。10段階評価で、いつも10をもらっているんですよ！」

──まだ中学生ですから、進路は決めていないですよね
「でも今年中３なので、そろそろ進路は決めないといけないんですよね～。お仕事面では、ドラムも好きだし、雑誌のお仕事も好き。やりたいことがありすぎて困っているぐらいなんです。演じるお仕事では将来は、存在感や目で演じる役をしてみたいですね」