◆映画初主演が決まった時の感想は？
「事前に坂下（雄一郎）監督とプロデューサー、マネージャーと私で小一時間ほどお話をさせて頂いたんです。私が初日に面談した時、ほぼ決めて頂いたと後から聞いて最初は実感がありませんでした。公開を前にして今、実感しています」

◆「私自身も年齢を含めて等身大で演じられたと実感しています」

◆印象に残った話は。
「町役場の方にお話を伺った時『島以外の人間は“よその人”という感覚があって、どう接したらいいか分からない…』とおっしゃっていたんです。たぶん詩織もオーケストラの人達を対面する時、ぶっきらぼうという以前に、都会の人とどう接したらいいのか分からないんだなと、腑に落ちて演じることができました」

薬師丸ひろ子さんの生みの親である事務所社長に見出されたブレイク必至の女優中西美帆さんの初主演映画『東京ウィンドオーケストラ』が1月21日より公開。常に笑顔で感情豊かなご本人とは真逆の役を演じる時に意識したことや作品の魅力を語って頂きました。