File.22 最高位戦日本プロ麻雀協会所属 櫻木ゆきプロ
──麻雀初体験はいつですか?
「高校卒業したぐらいですかね。父からずっと麻雀を覚えろと言われていて、最初は父と母との三人麻雀でした。でも難しそうやから続ける気がなかった時に、仲良い友だちがめっちゃ覚えたいと言っていて。だから『ウチに雀卓あるよ』と呼んで、そこからしょっちゅう、友だちが家に遊びに来るようになったんです」
──自宅に雀卓があるとは…!
「父が通ってた麻雀店が閉店する事になったらしくて、もらってきたんです。家に2台あります。1台は使ってて、もう1台は壊れた時の予備みたいです」
──それで、友だちを交えて三人麻雀をした時の感想は?
「意外と面白かったです。印刷した役一覧を父に『持っとけ!』と渡されたんですけど、興味があった事やからすぐ覚えました」
──そこからプロになる過程は。
「高校を卒業してからバイトした海の家で知り合った人にモデル事務所を紹介されて、そこで御木マヤプロと出会ったんです。それで、麻雀店で働く事になりました。で、一緒に働いてしばらく経った時に彼女から、『あんたもなりや』と誘われてプロになったのが2年ぐらい前ですね」
──そして今はイベントコンパニオンもされているだけありスタイルが抜群ですね。
「でも脱いだら結構、ボリュームがあるんでなかなか水着になれないんですよ。海が好きだから夏までに引き締めないと…」
──そんなご謙遜を。男性ファンも多いと思いますが、やはり恋人は大阪出身がいいですか?
「別にそこにこだわりはなくて、マジメなインテリ系が好きです。黒髪で眼鏡をかけてて、素朴な雰囲気がするような。それで、アウトドアが一緒に楽しめるアクティブな人だったら嬉しいですね。あとは、私の行動を束縛しない、包容力があって心が広い人がいいです…って結構、条件厳しいですかね」
──いえいえ(笑)では、そんな恋人ができたらどんな手料理を振る舞いたいですか?
「極力自炊してますけど、普段はウインナー焼いたり、卵焼くだけとか、結構質素な食生活なんです(笑)ただ、大阪人の自宅にはたこ焼き器とホットプレートが必ずあるんで…」
──大阪あるあるですね。関東では常備品ではないので。
「えっ、嘘や! 家でお好み焼き作らないんですか? 焼き肉も餃子ももんじゃ焼きも大阪では家で作って食べますよ。熱々をみんなで食べられるじゃないですか。じゃあもし、彼氏が関東の人ならたこ焼き器かホットプレート使った料理します」
──ファンのためにリアルな想像ができるプランをありがとうございます。ちなみに、プロとしての目標はありますか。
「それがないんですよね…プロ意識が低いのかも。麻雀を始めたのも父の勧めやし、一人暮らしも知り合いに『空いてる部屋あんねんけど住まへん?』と言われて始めたので。人生、流れに沿うように生きてきたんです」
──ではプライベートの目標は。
「結婚したい…(笑)子供がほしいんです。もちろん父親もいないと困りますけど、20代のうちにお母さんになりたい。その夢が叶ったら、地元の麻雀店でひっそり働いていきます(笑)」
PROFILE
櫻木ゆき(さくらぎ・ゆき)
6月8日大阪府生まれ。
趣味はカラオケ、スノーボード、海へ行く事、ウエイクボード、ジェットスキー(船舶免許所持)、ファッション。会いに行ける麻雀アイドル「More」のメンバーとしても活動中。
公式ブログ
公式Twitter
櫻木ゆき(さくらぎ・ゆき)
6月8日大阪府生まれ。
趣味はカラオケ、スノーボード、海へ行く事、ウエイクボード、ジェットスキー(船舶免許所持)、ファッション。会いに行ける麻雀アイドル「More」のメンバーとしても活動中。
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取材・文/内埜さくら 撮影/花井智子