「ミス東スポ2015」特別賞を受賞した三十路グラドル川奈ゆうさんが小誌初登場。三十路ならではの色気の出し方や30代ならではの女性としての葛藤、ハマッている落語についてなど、ざっくばらんにトークしてもらいました。リアル癒やし系になるため足つぼマッサージの勉強もしているというし、口調もまったりとした癒し系美女でした！
──４月に開催されたイベント「大人ののぞき部屋vol.1」では川奈さんのＤＶＤが大絶賛されたそうですね。
「お風呂に付いている蛇口を両手で丁寧に洗うシーンを、ＭCのユリオカ超特Qさんにほめて頂いて、ゲスト１エロいＤＶＤに選んで頂きました。蛇口のフォルムが男性の妄想を刺激したのかもしれませんね」

──ほかにも全裸で温泉に入浴するセクシーな仕事にも挑戦していますよね。
「バスタオルを巻いていませんでしたから、見えそうで見えないところが自分でもいいな、と思いました。もう本当にギリギリでしたけど」

──三十路グラドルだからこそ、大人の魅力を演出できるかと。
「それはあると思います。フレッシュ感とか元気な魅力とは違う、しっとりとした雰囲気を出せるのが、私の年齢ならではの長所だと感じているんですね。それと、ファンのみなさんとも若い頃より年齢が近くなったこともあって、『女は30歳から』と考える男性からは、年齢を重ねたことでむしろ喜んで頂けるようになった気がします」

──年齢を重ねて以前とは異なる点はありますか？
「ビキニの布面積がどんどん小さくなってます（笑）水着ではなく、下着風の衣装が増えたことも変わってきた点ですね。あとは、お肉の付き方も変わりました。腰回りに付きやすくなったんですけど、私、鍛えるとすぐに腹筋が割れてしまうんです。だから腹筋ローラーでパンプアップするんですけど、やり過ぎると体に柔らかさがなくなるから、適度に留めてます」

──お酒も影響しているのでは？
「でも好きだからやめられませんよねぇ（笑）お酒を飲まないファンの方からも差し入れで頂くから、自宅には常に一升瓶が並んでます。実家暮らしなので、母が勝手に飲んじゃうこともしょっちゅうですけど」

──一方で川奈さんは、大の落語好きだと聞きました。
「『笑点』を観て育った世代なので、落語にはなじみがあったんです。で、ファンの方に落語のＣＤを頂いて、瀧川鯉昇師匠の声の美しさに感動して、寄席に行き始めたんです。寄席ってすごく居心地がいいんです。３０００円ぐらいで１日楽しめるし、売店で小さなお弁当やお酒を買って、飲食しながら聴くことができますし。本当は最前列に座りたいんですけど、常連さんがいるから難しいんです。最前列に座って、お目当ての落語家さんに顔を覚えてもらいたんです」

──落語好きが高じてレギュラー番組では落語を披露するとか。
「普通は弟子入りして落語以外のことをイチから習わなければいけないのに恐縮なんですけど、１つの噺を少しずつ区切ってやらせて頂いています。５月は柳家喬太郎師匠の『孫帰る』です。すごく難しいんですけど、初めて聴いた時に衝撃を受けた噺でもあるので選びました」

──仕事は順調ですが、結婚は？
「30代半ばまでに結婚して子どもを産みたいって願望はあるんです。でも、このお仕事をしている以上は成し遂げたいこともありますし…葛藤中ですね。独身なのに最近“妻感”があると言われるから、活かしたいなって」

──人妻風エロスが漂ってると。
「そうみたいです。でも“団地妻”は橋本マナミさんのキャッチコピーだし、新妻？　マンション妻？　隣のイヤらしいお姉さん？　いいのが思い浮かばなくて。募集中です」