「個人的には、名前に隠された秘密に何人の方が気づいてくれるかとっても楽しみです。分かったらブログに答えを書いて下さいね！」

AKB48チームK所属の藤江れいなちゃん主演映画「死ガ二人ヲワカツマデ…第二章　南瓜花-nananka-」が９月１日より劇場公開決定。「台本を読んだだけではストーリーを理解できなくて、調べ物をしながら撮影に入りました」と難しい役どころに挑んだ“れいにゃん”に、撮影秘話とプライベート話を聞きました。今夏はこのサスペンス・ホラーで涼しさを体感してみては？
──主演映画で演じた役は淡い恋を経験しますね。好みのタイプを知りたい男性も多いかと思うので、教えて下さい。
「優しい、面白い、嘘をつかないって三原則がそろってる人がタイプです。あと結構かまってちゃんなので、メールの返事は早くないと嫌かな。でも、私が例えばお仕事とかで返信が遅れても、それは許してもらいたい（笑）。と、いろいろ言いながら、自分から告白はできない性格だと思います」

──…と言う前に、ＡＫＢは恋愛禁止ですから！
「あ、そうですね（笑）」

──怜羅とご自身の共通点は。
「何事も隠しごとができないっていうところです。自分でその話題を振っておいて結果、バレるっていうのは共通しています」

──怜羅は徐々に視力を失う病にかかりますが、もしご自身がその立場になったら？
「視力を失ったら文字を書くこともできなくなるでしょうから、家族に手紙を書いておきたいです。両親には、一番の支えになってくれてありがとう、と。お兄ちゃんには、サッカーを好きになったきっかけを作ってくれてありがとうって。愛犬のマックスには、癒しをくれてありがとうと伝えたいです。家に帰ると一番に玄関のドアまで迎えに来てくれるし、部屋で一緒にゴロゴロしてる時に顔をペロペロ舐めたりしてくれるし、本当に癒されているので」

──役作りについて心掛けたことはありますか。
「ＡＫＢでは素のままの元気な『藤江れいな』なんですが、今回は徐々に視力を失っていく病気でありながら、周囲の人には明るく振る舞うという役どころでした。明る過ぎず、暗くなり過ぎないようにと監督から言われていて、自分自身でも心掛けましたね。特に後半の泣くシーンは大変でした」

──映画のＰＲをお願いします。
「個人的には、名前に隠された秘密に何人の方が気づいてくれるか、とっても楽しみです。分かったらブログに答えを書いて下さい！　今回、『１リットルの涙』を観て役作りの参考にしたので、そこもぜひ観て頂きたいです。握手会とかで女性ファンからは、『ゴールデンボンバーの喜矢武豊さんが出るから観に行きたい』と言われて切ない思いをしているので（笑）みなさん私を観に来て下さいね！」

──ロケ地、静岡の思い出も教えて下さい。
「他の仕事でも静岡に行くことが多いから、実は私にとってなじみ深い街なんです。前は清水港に深海魚を釣りに行きました。10時間船に乗って結果、１匹も釣れませんでしたけど私、船酔いしないんです。だから、船の上で働けるアイドルです！」

──作品になぞらえて、もし時間が戻るならいつに戻りたい？
「去年亡くなった、ひいおばあちゃんにもう一度会いたい。戦争を知っていて中国語をしゃべることができるから教えてもらったんです。それが今、ＡＫＢの活動で役立っているから、ありがとうって言いたいですね」

──ＡＫＢでは海外選抜メンバーですが、海外へ行く際これだけは忘れちゃダメ、というものは。
「ベタですけど、パスポート！　たまにあるんですよ。忘れたメンバーが搭乗直前に、『やばいんですけど…』って言い出すんです（笑）。だから私は、スーツケースに入れたままにしてます」

──ソロ活動の今後の目標は？
「香里奈さんに憧れているから、モデルに挑戦したいです。いつか絶対に叶えたい夢ですね」