グラビアやバラエティを中心に活躍している二宮歩美ちゃんが、FM-FUJIの音楽番組「J-HITS POWER STATION」にレギュラー出演中！　「トークで溜めたストレスは、トークで解消してます（笑）」。話し好きなだけではなく、真摯に仕事へ取り組むプロ意識の高さに頭が下がります!!
──ラジオの音楽番組でパーソナリティーを始めてから8ヶ月余り。だいぶ慣れてきた感があるのでは。
「いえいえ、まだしょっちゅう噛んでますよ（笑）。放送が19時からなので、その前にテレビの収録とかで喋りすぎると、特に。だけど私、トークで勝負したいという気持ちがあったので、この番組に出ることが決まったときはうれしかったんですよ、本当に！」

──二宮さんはデビュー当時から、“喋りが上手い”と評判でしたからね。トークをやりたいというのもうなずけます。
「そう言われると照れちゃうけど、ありがたいですね。メインパーソナリティーに抜擢されたとき『やっとチャンスがきた!!』と思いました。トークに関しては、ずっと勉強してきたんです。でも、テストと一緒でいくら勉強しても、発揮する場所がなければ意味がありませんよね。だから、早くやりたくて仕方なかったんですよ」

──実力を試せる機会を与えてもらえた、ということですよね。この番組に出る前から、音楽には詳しかったのでしょうか。
「実は、まったく…。ポスターで“NO MUSIC NO LIFE”というキャッチコピーを見ても、正直意味が分からなくて（笑）」

──では、どのように勉強を？
「私、楽曲より先に、アーティスト本人の人間性に興味を持つタイプみたいなんです。レコード会社のプロモーターさんからCDをいただいた時に、アーティストのプライベートな話を軽く教えてもらって。そこから『この人の曲が聴いてみたい』と感じて、聴きまくることが多いんですよね」

──アーティストのプライベート!?　気になるところです…。
「ホント簡単なことなんですよ。たとえば、あるアーティストとあるアーティストが仲良しって聞くと、別の曲にも興味が湧く。その繰り返しで枝葉が広がるっていう感じです」

──好奇心が強いんですね。
「強くないんですよ～。だからこそ、自分が一番関心をそそられる人間性にスポットを当てて、楽しみながら学んでます」
──この番組は収録ではないんですよね。生放送ならではの苦労は？
「文の構成を考えるのと同時に、話を進めなければならない点ですね。文節がメチャクチャだと、内容がリスナーに伝わりづらくなってしまいますから。毎回、放送を録音してもらって、家で聴き直してるんです。『今日は上手くいった』っていう日は、そのテンションをカプセルに保存しておきたい気持ちになります。それで、次の放送日にカプセルを飲んで、テンション復活！　みたいな（笑）」

──でも、聴き直して反省するのはさすがプロですね。
「聴いてみると、記憶にないコメントもあったりして。忘れっぽいので、それがある意味、リスナーの立場になれて役立ちますけど」

──では最後に、ラジオ番組のPRをお願いします！
「番組ではゲストの“素”を見せられるよう、全力で頑張ってます。他では喋っていないことをトークで引き出せてると思いますよ。私の中での成功は『今日は喋りすぎた』とゲストに感じてもらうことですから。絶対に一度は聴いてみてください。ハマりますよ」