【取材こぼれ話】「MEN’S SEAT INTERVIEW act.344」は上西雄大さん。
◆「オーディションで他のスタッフは、最終的に、空き巣被害に遭う家族の女の子役にキャスティングした女の子が、母親の恋人に虐待される北村鞠役に適しているという意見でした。見た目が役にマッチしていると。でも、それでは僕が監督として彼女を追い込んで撮る表現になってしまう。僕が求めていたのは、説明したことに対する表現力がある子だったので、小南希良梨ちゃんを選ばせて頂きました」現代日本の大きな闇であり解決すべき問題である幼児虐待。俳優・脚本家・監督であり芸能事務所テンアンツの代表を務める上西雄大さんが、児童相談所で尽力する医師の楠部知子先生から「目を向けてあげて下さい。救われる命があります」との言葉を受けて制作された映画『ひとくず』が3月14日よりロードショー。実態を聞いて怒りと悲しみに浸った上西さんが脚本を執筆した経緯や、作品を通して伝えたかったこと、40歳をすぎてから俳優業について語ります!