アキバ系アイドルとして活動している絶対領域。加藤彩音ちゃんが、本誌初登場！　「彩音は鏡の国から来たんです」という不思議系キャラで、ファンからは“ネッスー”“彩音ッスー”と呼ばれている彼女。先輩“ゆうこりん”を超えられるのか、今後の動向に期待ッスー!!
──まずは絶対領域少女。というネーミングについて教えてもらいたいのですが。
「この名前は、彩音自身が名づけました。絶対領域はマニアさんの中で大きな萌えポイントらしいので、ミニスカートとニーソックスの間から見える太ももには、いつも気を遣っています。彩音は５センチが目安なんですけど、ライブでニーソックスがずれると、ファンの方から『見えすぎ！』と注意されることもあるんです（笑）」

──プライベートでも、そういった格好をしているんですか？
「普段はもっと人に紛れる程度、おとなしめですね。彩音は鏡の国から来たんですけど、地球で毎日こういう格好をしていると、目立ちすぎてしまうので…」

──か、鏡の国ですか!?
「そうです。鏡の国の住人はみんな、ちんちくりんステッキも持っているんですよ～」

──…何ですか、それは？
「鏡の国に帰る時に使うワープ道具です。変身にも使います。あとは、犬のトイレ掃除でも大活躍します（笑）。大切なものだから、ライブでも一度しか出したことがありませんけどね」

──「10年先のカラフル未来。」はご自身で作詞されたんですよね。
「彩音の出発点という気持ちを込めて、初めて書いた詞です。元気いっぱいのテーマソングです」

──「タイムマシーン～Ｍ～」も？
「そうです。彩音が作詞をしました。実は、亡くなった女友だちに捧げた歌なんです。親友だったんですけど、アニメ好きで声優を目指していて、いろいろと教えてもらったんです。そのコがいなければ、今の彩音はいません。恋愛の歌に聴こえるらしいですけど、彩音はお子様なので、まだ恋愛は無理なんです」

──となると、バラードですか？
「それが…元気な歌なんです。でもライブで歌ってみて思ったんですけど、お客さんと一緒に前向きな気持ちになれるので、親友にもこの曲を聴いてくれるお客さんにも、本当に感謝しています」

──ライブで心掛けていることなどを教えて下さい。
「お客さんが大好きだってことを伝えたいです、毎回。お客さまは、王子様ですから。みんながいてくれるから彩音がいる。こういう気持ちを忘れないようにしています」

──では、加藤さんにとって秋葉原とはどんな存在ですか。
「彩音にとって秋葉原は、大好きなものがいっぱいある宝島なんです。歩行者天国がなくなってしまったので代々木公園に移ったんですけど、また戻りたいですね」

──ライブのない休日は、何をして過ごしていますか。
「寝ています（笑）。事務所の方に『眠り姫』というあだ名を付けられたほど、よく眠るんです。14時間ぐらいは普通なんですよ！」

──最後に、今後の目標を。
「もっと彩音を知ってもらえるように、これからもライブをメインに活動していきます。それから、彩音のゲームをいつか作れたらうれしい！　特典は彩音のフィギュアで、応募者全員に写真集をプレゼントとか。トレカとセットでファイルを発売するのも夢です。彩音、貪欲かも（笑）」