◆所属当時の事務所に芸人さんは？

「ユリオカ超特Qさんがいらっしゃいました」(尾関さん)

「ユリオカさんが大竹まことさんの弟子なので。当時はユリオカさんの単独ライブに出させてもらったりしました」(高佐さん)


◆バイト時代に同僚やお客さんで印象深い人はいましたか。

「普通の飲食店の料理長なんですけど、店長より偉そうな店のドンみたいな人がいて。包丁を握っているし、強気に出ちゃう。オレがこの料理を作ってるんだぞ！って」(高佐さん)

「偉かったりするんだよね　年もいってるから」(尾関さん)

「インディーズでバンド活動しているコがいて、深夜になると自分の歌が入ったCDを店内で流したり」(高佐さん)

「やだねー」(尾関さん)

「しかもそんなに上手くない。ビジュアル系で髪の毛で顔の左側を隠して黒服で，自分の曲をかけてました(笑)その人も大人になって若き日の過ちに気づいていると思いますけど」(高佐さん)


◆去年の「キングオブコント」決勝はご覧になりましたか？

「面白かったんですよ。今までももちろん良かったですけどステージが上がった感じがあって。M-1と比べるとそこまで伸びないイメージがあったけど、M-1とは別の方向の路線に舵を切った感じで。出ている人たちが面白かったのはありますが、もっと良くなっていきそうな気がしました」(高佐さん)

コント日本一を決める大会「キングオブコント」に4度決勝進出の実力派コンビ、ザ・ギース。プロ野球・広島カープ愛があふれる尾関さん、小説集執筆に加えハープ奏者としても知られる高佐さんと個々の活動も活発だ。7月には単独ライブ「デフォルトの遊園地」も控え、芸歴18年になる“高学歴芸人”の二人にお笑いを仕事に選んだ経緯やバイト経験の話、シティボーイズさんに憧れて入った事務所について、現在の仕事信条や原動力そして今後の目標をじっくり聞いてきた。