【取材こぼれ話】「異能者 ちょっとお話いいですか?」はカワノアユミさん
◆水商売を始めたての頃に香港のキャバクラで10日ほど働き、その10数年後にアジア各国の日本人キャバクラでの勤務&潜入取材を始めたじめたカワノアユミさん。その間は何を?「アジアの旅行にハマっていたので、夜はキャバクラで頑張って働きつつ、お金が貯まっては遊びに行く生活を30歳くらいまで繰り返していました。アジアのローカルディスコとか、飲み屋とかゲイバー、タイのゴーゴーボーイのお店とかによく行っていましたね。音楽がうるさくて人が多いところが好きなんです(笑)」
◆9カ月ほどアジア各国の日本人キャバクラで働いたカワノさん。現在は帰国して日本で暮らしているが、帰ってきた理由は?
「ひと通りの国で働いてみて『こんな感じなのかな』と自分なりに分かったことが大きいですね。向こうで働いて遊ぶのは楽しいんですけど、だんだん同じことの繰り返しになってきちゃうし、生活がマンネリ化するのが苦手で。だからこの本の取材の時も、『この国ではもう新しい発見はないかも』と思ったら、次の国へと移動していました」
◆ライターとしての今後の活動の展望は?「もともとタイの日本人向け雑誌の連載からライターの仕事を始めたので、タイに住む日本人のことをもう少し突き詰めたいですね。本を出しちゃったので、いろいろ書いたバンコクの日本人コミュニティで私の評判がどうなっているのか不安ですけど(笑)将来的にはタイに住みたいと思っていますが、場所はバンコク以外にしようと思っています」
アジア各国にある、日本人の駐在員などをターゲットにした「日本人キャバクラ」。タイ、香港、シンガポール、カンボジア、ベトナムの店にキャバ嬢として潜入し、著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』を発表したのがカワノアユミさんだ。女性目線からは語られることも少ない、東南アジアの夜遊び事情などについても話を聞いた。
PROFILE
カワノアユミ
東京都出身。18歳で夜の世界に飛び込み、歌舞伎町や六本木でキャバ嬢として働く。水商売歴15年以上のベテラン。11年、タイを中心に東南アジアの風俗や文化、旅を紹介する月刊誌『ジーダイアリー』(アールコスメディア)で女性の海外夜遊びをテーマにしたコラムを担当し、ライターとしての活動を開始する。現在はweb媒体を主に裏モノや夜ネタを執筆。『アジア旅行最強ナビ』『タイ旅行最強ナビ』(いずれも辰巳出版)などに寄稿。
公式Twitter
カワノアユミ
東京都出身。18歳で夜の世界に飛び込み、歌舞伎町や六本木でキャバ嬢として働く。水商売歴15年以上のベテラン。11年、タイを中心に東南アジアの風俗や文化、旅を紹介する月刊誌『ジーダイアリー』(アールコスメディア)で女性の海外夜遊びをテーマにしたコラムを担当し、ライターとしての活動を開始する。現在はweb媒体を主に裏モノや夜ネタを執筆。『アジア旅行最強ナビ』『タイ旅行最強ナビ』(いずれも辰巳出版)などに寄稿。
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