File.41 RMU所属 白田みおプロ
──白田プロの麻雀初体験は家族麻雀だそうですね。
「小学生の頃に、両親と兄、私の4人で打ったのが初めてです。でも、その後もずっとしていたわけではないんです。大学生になって一人暮らしを機にニコ生の配信を始めたんですけど、リスナーさんと一緒に遊べるゲームを探していてネット麻雀をしたらハマりました」
──大学ではどんな勉強を?
「東京藝術大学で絵を学んでいました。現役で他の美大に受かったんですが、どうしても東京藝大に入りたくて3年、浪人したんです。いざ入学したら受験の時とは違って『好きなものを描いて下さい』と言われて。『何が描きたくて大学へ入ったんだろう?』と思っていました(笑)大学院も卒業したのに」
──ではもし麻雀に再び出会っていなかったら…?
「アニメーション方面か美大専門の予備校講師になっていたかもしれません。今、80〜90代の方も参加する健康麻雀をお手伝いしていて、教えることが性に合っているみたいなので。20年ぶりに打つ方もわざわざいらしてくれたのがすごくうれしかったですね。私が所属するRMUはまだまだ女性が少ないんですけど、麻雀と団体の2つを広めていきたいので」
──麻雀以外だと最近、プロレス観戦にもハマッているとか。
「最初は女子プロを観戦したんですけど、プロレスは観ているだけですごく楽しくて。丸藤正道選手は脚技が素晴らしいですし、飯伏幸太選手は跳躍する姿が美しい! 永田裕志選手と柴田勝頼選手も好きです。プロの間でプロレス部を作って定期的に観戦しようと思っているんですけど、各団体の日程がなかなか合わなくて実現は少し先になりそうです」
──となると、好みの男性のタイプもプロレスラーのような…。
「マッチョじゃなくても大丈夫です(笑)年齢的に結婚を考えたおつき合いをしたいから、浮気しない人がいいんですよね。自分なりのポリシーを持っていて、尊敬できる人も。何でもいいよと言ってくれる人の方がいいのかな(笑)」
──結婚、したいですか?
「結婚したいです! これはちゃんと言っておこう(笑)孤独死したくないので。お客さんにも『早くいい人が見つかるといいね』と言われるんですけど、いつになるやら…」
──女流プロとしての任務もまだたくさんありますし。
「夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグを勝ち抜いて、MONDO TVの女流モンド杯への出場権を獲得するのが直近の夢です。RMUの女流プロとして、トップバッターの役目を背負いたいんです。あと、このままではダメだと思 ってニコ生の『スリアロダイエット部』で体重公開したんですね。けど、運動が嫌いで最近はジム通いもサボり気味なので(笑)頑張ります!」
企画・取材・文/内埜さくら 撮影/近藤誠