File.46 RMU所属 夏目智依
──初麻雀は高校時代だとか。
「学校の昼休みに机を寄せた上にマットを敷いて、手積みで遊んでいました。先生にバレないよう、交代で見張りを置いて(笑)15〜20歳まで5年一貫の理系の高専に通っていたから、男子も一緒でした」
──当時、将来の夢は決まっていたのでしょうか。
「高専を卒業したら学んだ化学を活かせる研究開発か点検の仕事に就くつもりでした。理科が得意で中学時代、全国模試で1位を獲って調子に乗っていたんです(笑)でも勉強するうちに向いていないと分かり、バイトで経験して楽しかった接客業に就職しました」
──仕事内容は。
「24時間営業の総合スーパーです。今で言う超ブラックな職場で、朝8時に出社して夜12時まで仕事という日もザラでした。あまりに辛くて1年で心が折れて、退職して上京したんです。高専時代から寮暮らしをしていて実家は出ていたんですけど、山形から出てみたかったので」
──上京後は雀荘でバイトを始めましたが、選んだ理由は。
「楽しかった思い出が蘇って、勉強してみたくなったからです。特に何かしたい仕事があったわけではなかったから、『何をしている時が楽しかったかな』と、原点を探したら麻雀でした。 就職した時のようにイヤイヤ仕事をしたくなかったですし。麻雀を勉強する為の環境が整っていた雀荘でバイトを始め、当時はRMUで現在、最高位戦日本プロ麻雀協会の安達(瑠理華)プロに『うちにおいでよ』と声を掛けられRMUで活動を始めました」
──プロになってよかったですか?
「応援してくださるファンの方の声を聞くとうれしいので、プロになってよかったと思っています。ファンがいるなんて、普通の職業ではなかなか味わえませんから」
──確かに。恋愛観も聞かせて下さい。デブ専というのは本当ですか?
「本当です。彼氏になる人にデブは求めていないんですけど、鍛え上げたケンカの強そうなデブが好きで。(大相撲の)鶴竜(力三郎)関が見た目の理想です。堕落した結果、ブヨブヨに太 ったデブはダメですけど。デブが好き ってもはや性癖だと思います」
──あはは! ほかに好みは?
「同じ空間にいてお互いに違うことをしていても大丈夫な人がいいです。私が携帯アプリでゲームをしていて相手は昼寝をしているとか」
──かまってちゃんよりいいかもしれませんよ。最後にプロとしての目標を教えて下さい。
「今は雀荘の社員の仕事を優先していて、プロ活動は控えているんです。でも最近、仕事が落ち着いてきたので今年の後半か来年ぐらいから大会に出場する予定ではいます。いつか女流名人戦で優勝するのが夢です」
──優勝賞金はどうしますか?
「プロは安定した仕事ではないので貯金したいです。100万円ぐらいなので地道すぎるかも!?(笑)」
PROFILE
夏目智依(なつめ・ちい)
1990年5月27日山形県生まれ。
趣味は音ゲー、カラオケ、携帯アプリゲーム。第4回RMU祭優勝。
公式Twitter
夏目プロと会えるお店はココ!
『マーチャオ東京秋葉原店』
〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町1-18 信交ビル4階
TEL:03-3256-1455
営業時間:8:00〜24:00(年中無休)
JR秋葉原駅昭和通り改札口より徒歩30秒
※不定期勤務のため、会いたい場合は店舗HPか夏目プロのブログ、ツイッターで確認を。
夏目智依(なつめ・ちい)
1990年5月27日山形県生まれ。
趣味は音ゲー、カラオケ、携帯アプリゲーム。第4回RMU祭優勝。
公式Twitter
夏目プロと会えるお店はココ!
『マーチャオ東京秋葉原店』
〒101-0025
東京都千代田区神田佐久間町1-18 信交ビル4階
TEL:03-3256-1455
営業時間:8:00〜24:00(年中無休)
JR秋葉原駅昭和通り改札口より徒歩30秒
※不定期勤務のため、会いたい場合は店舗HPか夏目プロのブログ、ツイッターで確認を。
企画・取材・文/内埜さくら 撮影/安納大人