【取材こぼれ話】「教えてパイセン！直撃インタビュー!!」は高木三四郎さん
◆DDTグループの団体で、最近特に盛り上がりを見せているのが東京女子プロレス。アイドルグループLinQのメンバー伊藤麻希がデビューして『豆腐プロレス』（AKB48グループ出演のプロレスドラマ）を挑発したり、結婚情報誌ゼクシィを凶器にするユニット婚勝軍が登場したりとプロレス界以外でも話題になることが多く、高木さんも「案外、世間と一番近いのかも」と評価している。

◆ツイッターをうまく活用している選手が多いのもDDTの特徴。高木さんは選手たちに「とにかくファンの人たちに向けて発信しろ。自分はどんな人間で、何を考えているかを伝えることでレスラーとしてのキャラクターができてくるから」と言っているそう。

◆動画配信サービス『DDTユニバース』での生中継の重要性について「プロレスこそリアルタイムで見ることが大事なんです」と高木さん。「プロレスは乱入があったり、番狂わせがあったり事件性、ニュース性も大きなポイント。それを楽しむには生中継が一番いいんですよ」

ゲイレスラーが対戦相手と観客の唇を奪い、マスクマンがパワポで試合に勝つ方法をプレゼンするなどバラエティ豊かな“文化系プロレス”で人気のDDTプロレスリングが20周年記念大会をさいたまスーパーアリーナで開催。選手として、そして“大社長”として団体を成長させてきた高木三四郎さんに、大会の見どころとDDTならではの観客論、エンタメ論を聞いた。その“イズム”は、あらゆる職業に通じるはずだ！