和歌山の大自然で育ったピュアな雰囲気と元気いっぱいの笑顔が魅力の正統派女優、神定まおちゃんが自身初のイメージDVD「かんじょうのままに」をリリース。CM「ブリヂストン　タイヤ館」への出演や舞台で活躍する女優が、なぜ水着に…!?　その理由と、映像からは決して分からない撮影秘話がココに！
──かなり面積が小さいビキニに挑戦してますね。
「このビキニって小さいんですか？　泳げないし普段、水着を着ないから、言われて今、気づきました（笑）でも、ＤＶＤの撮影は表現するってことにおいては演技と同じですから、監督が表現したいものが出せているならそれで満足です」

──ではもし、監督の意向で映画で脱ぐことになったら？
「女優としてのお仕事であれば、脱ぐ覚悟はできてますよ。求めて下さる方がいるなら、受けたいしやってみたいです。撮影は、自分を客観的に見るチャンスでもあったから、演技のお仕事にも活かせそうなんですよ。『私ってホントに背が高いんだ～』なんて、実感しました」

──初めてのイメージですが、どのように臨まれましたか。
「太って映るのがイヤだったから、ジョギングと食事制限をしました。我慢し過ぎて、夢にラーメンとかカツ丼が出てくる日もたびたびあったんですよ。だけど大好物の豆大福だけは我慢しませんでした（笑）あと撮影中はむくむのが怖くてお酒も我慢しましたね」

──運動と食事制限して挑んだ完成作の感想は？
「生まれて初めてタイに行ったからうれしいのと、スケジュールがハードで１日の睡眠時間が２～３時間だったのとで、滞在中ずっと夢の中にいるみたいで、実はあんまり覚えていないほどなんですよ。だけど完成作品を観たら、イイトコ取りしてもらえていて感激しました。白い水着にウエディングドレスを着たり、反対にセクシーな黒い洋服を着たりして『あなたのために頑張っちゃった』という雰囲気を出してるシーンが一番、お気に入りです」

──もし、神定さんが彼に「頑張っちゃった」ことをするなら？
「料理ですね。上京してからあまりしてなかったんですけど、最近、料理を始めたので、これからブログに少しずつアップしたいです。彼に最初に作るなら、カレーかなあ。玉ねぎをアメ色になるまで炒めたり、お肉を別鍋でワインで煮込んでから入れたり。１つ１つ、丁寧に作るのが“神定流”なんですよ。でも、ＤＶＤを撮影してくれた監督のような人だと、料理よりいじめる方が喜んでもらえそうですけど」

──監督はＭ気質だったんですか。
「ロケバスの中で何度も『自分はＭじゃない』とつぶやいてましたけど、そう言う人に限ってＭだったりしますよね？　カメラを彼氏に見立てて撮るシーンがあったんですけど、『やめてよー！』って言った後に私がアドリブで『やり返しちゃうぞ』と言ったら監督は『Ｓっぽいね、いいね』って喜んでましたよ（笑）」

──神定さんはＳなんですか!?
「お酒を飲むとＳっぽいことをしたくなるかも。『もっと食べて、飲んで！』って相手をいじめたくなることがありますね。相手が普段、見せないような表情を見たくなっちゃうんですよ。お酒を飲むと大胆になっちゃうのかもしれません。ずっと正統派と言われていたのに今日、初めてイメージと違うことを言ってしまいました（笑）でも、私の新しい一面を知って、もっと好きになってもらえるなら、どんどん違う私を、ためらうことなく見せていきたいですね」