ますだ 「印象に残っているシーンは、ローションプレイ。デブが密着して 並ぶあの映像は、テレビでも観たことがない。名場面ですね」

おかだ 「今回に限ってはＭＣの意識がなく、前半は本当に始まったと思って 戸惑いを整理しつつ、ボーッとデブを見つめていました」

若手お笑いデブタレントたちが、デブならではの競技でガチンコ勝負を見せる「DEBU１グランプリ〜NEXTデブスターを探せ！〜」が好評発売中。司会を務めた人気お笑いコンビのますだおかださんに、作品の魅力を解説して頂きました!!
──お２人がＭＣを務めたＤＶＤ「ＤＥＢＵ１グランプリ〜ＮＥＸＴデブスターを探せ〜」が発売中ですね。完成作はご覧になりましたか？
岡田「観てません…というか、この仕事をしたことを思い出したくありません。デブが戯れてる世界観の扉を、自分には開けられないんですよ、まだ」

増田「僕もこの映像は70歳を超えてからの老後の楽しみにとっておこうと思います。デブ専の女性には喜んでもらえる仕上がりにはなっていますけど」

──えっ？　デブ専ではなくても楽しめる内容でしたが…。
増田「それはデブである彼らが与えられたチャンスを、前向きに叶えようとしてるからですよ。彼らにとってこの収録は、いわば就職活動。デブタレントという配属先争奪戦ですからね」

岡田「この作品は戦場ＤＶＤとも呼べますね。渡部陽一さんが撮影してもおかしくない。彼が現場にいたら、おそらく早口になるほど凄い内容ですよ」

──印象に残っているシーンは？
岡田「デブたちが過酷な競技の合い間に垣間見せる笑顔ですね」

──本当にそう思っていますか？
岡田「…誌面ではそうしておいて下さい」

増田「僕はローションプレイです。デブが密着して並んで、その上を人が滑っていくという。あの映像はテレビでも観たことがない。名場面ですね」

──名司会者ぶりでしたがＭＣをする際気をつけていることは。
岡田「今回に限ってはＭＣという意識もなく、収録前半は本当に始まったと思って、心の中の戸惑いを整理しつつボーッとデブを見つめていました」

増田「ただただ見つめている時間が長かったですからね」

岡田「魂がどこかに行ってましたよ。一旦、家に帰っていたかも知れません」

増田「僕は、どうしたらこの豚料理が美味しく見えるかどうかを考えていましたね」

岡田「やめなさい！　彼らは豚じゃなく人間です。豚を料理するとか言うな!!」

──あはは！　改めて作品のＰＲをお願いします。
岡田「落ち込んだ時や人生が嫌になった時に観ると、気持ちが明るくなるからいいんじゃないですかね。デブがデブという短所を武器に変えようとするひたむきさは笑えますよ」

増田「購入しようかどうしようか迷ったら、ぜひ買って下さい。職探しも人生も、迷ったら一歩踏み出す、迷ったらやってみることが大切ですから」

──本誌向けのメッセージ、感謝です。お２人のようにやりたいことを仕事にする方法とは？
岡田「僕はね、流れるままにここまできたって感じなんですよ。相方に誘われなければ、この仕事もしていなかったですし」

増田「17年かけてやっと岡田も、この“デブ１”という天職を見つけたんです。だから読者のみなさんも、長いスタンスで考えたほうがいいですよ」

岡田「やめなさいて！　僕のオープニングのテンションの低さと、デブたちの盛り上がりのミスマッチを観たら、誰でもこれが天職かどうか即判断できるでしょ!!」

──最後に、コンビとしての今後の目標を教えて下さい。
増田「この作品を毎年創っていきたいです。デブタレントは毎回オーディションで募って」

岡田「僕はもうちょっと、遠目で眺めておきたいですね…このＤＶＤに関しては」

増田「ドカントさん主催で無職１グランプリをやりましょうよ。デブ１という天職を見つけた岡田に、ＭＣは任せます」

岡田「天職じゃないて!!」