自ら作詞作曲を手掛け、ライブをメインに活動している折本七子ちゃん。彼女が参加したオムニバスアルバム「Come together～うたひめたちのジャンクション～」が絶賛発売中だ。インタビューや写真撮影では「緊張しますぅ」と連呼していた、初々しい彼女が紡ぎ出す楽曲と本人の魅力に接近!!
──折本さんが参加したオムニバスアルバム「Come together～うたひめたちのジャンクション～」が発売中ですね。これは、どういった内容ですか。
「同じ音楽事務所に所属している６組のアーティストが２曲ずつ楽曲を提供して完成したアルバムです。私の曲は、『LINE』と『オレンジ』が収録されています」

──「LINE」はどのような曲ですか。
「歌詞の内容は恋愛ですね。長くつき合ってはいるけれどお互いに忙しくて、会いたい気持ちをメールばかりで伝え合っているという。家の電話ってコードがあるじゃないですか。コードは２人を繋ぐ線だったりもするので、それを英語にしてタイトルにしました。片思いしている人、遠距離恋愛をしている人、ラブラブな人…恋愛中のすべての人にオススメしたい曲です。♪受話器越し右手に愛してる♪って歌詞にグッときてもらえると思います」

──自身で作詞作曲を手掛けていますが、恋愛の歌詞は経験？
「経験の時もあるし、妄想や理想もあります（笑）。自分の経験だけだとマンネリ化するので、友だちの恋バナも参考にしますよ」

──もう１曲の「オレンジ」はどんな曲ですか。
「バイト先で学んだ、対人関係を歌にしました。バイト先のイメージカラーが赤と黄色なんですけど、この２色を混ぜるとオレンジ色になりますよね。あと、メロディーラインが夕日を連想させるので、このタイトルになりました」

──作詞作曲はどのように？
「詩にメロディーを付けるのと、ピアノを弾きながら歌って作るのと、メロディーだけを先に作る３パターンです。小さい頃、エレクトーンを習っていたんですけど、ピアノは高校に入ってから本格的に始めました。最初は片手でしか弾けなかったんですけど、１～２年で弾きながら歌えるようになりました」

──では、アーティストを目指したきっかけを教えて下さい。
「高校で進路を決める時、ＯＬになるか、大学へ行くか、いろいろと迷ったんです。でも私、小学生の頃は合唱団に入ったり、中学ではバイオリンを習ったり、音楽しかやってこなかったんですよね。だから、音楽の道を選びました」

──ライブをメインに活動していますが、ステージの見どころは。
「ライブの中で、喜怒哀楽すべてを曲を通して出すようにしています。あっ『怒』は…ないですけどね。私は歌がしっかりとしているところがセールスポイントなんですけど、ＭＣでは本当におちゃらけているので、そのギャップを楽しんでいただきたいです」

──休日の過ごし方は？
「友だちと一緒に散歩をするのが好きです。気づいたら６時間ぐらい歩いていることもあって、自分でも驚きます（笑）。でも、そういう時にメロディーがポッと出てくることが多いんですよね。歌詞はライブが終わった帰り道に浮かぶことが多いです」

──音楽浸けの毎日ですが、アーティストとして今後の目標は。
「歌が上手いと言われるのもうれしいんですけど、同性にカッコいいと思われて支持される女性になりたいです。椎名林檎さんやクリスティーナ・アギレラさんのようなアーティストが目標です。みなさん、ぜひ一度、私のライブを観に来て下さいね!!」