人気と実力を兼ね備えた最強コンビブラックマヨネーズが本誌初登場！　お二人が司会を務めている冠番組「ブラマヨとゆかいな仲間たち　アツアツっ！」のＤＶＤ２巻同時発売を記念して、本作の魅力のほかに収録されていない裏話も教えて頂きました。テレビと同じように周囲を笑わせつつも、テレビでは観ることがない人生観についてもマジメに熱く語ってくれています。必見です！！ 「チュートリアルのファン以外の買って損なしのDVDです」

業界、芸人内からの評価も高く、登場するだけでワクワク期待を抱かせてくれるブラックマヨネーズのお二人に直撃！　ＤＶＤの見どころや人生観、仕事観について、真っ正面からインタビューしてきました!!

──テレビ朝日系「ブラマヨとゆかいな仲間たち　アツアツっ！」が12月21日にＤＶＤリリースされますね。元々は「お願い！　ランキング」内で放送されていた企画コーナーが、単独レギュラー化したんですよね。
吉田「一番組の企画が単独レギュラーになって、それがＤＶＤになるんですから、こんな理想的な形はないですよね。スタッフさんたちは30分番組にするのが大変やったろうなと思いますけど、今後のモチベーションになりました」

小杉「スタッフの方々が、ブラマヨはどんなことを考えてるのかっていうのを汲み取ろうとしてくれたことにも感謝してますし、ゲストのみなさんもほかでは見せない一面を語ってくれてもいるので、絶対に面白いはずです」

──千原ジュニアさんがゲストの回は緊張しましたか。
小杉「ジュニアさんが怖ないの、親だけちゃいます？　番組が始まったら言いたないことも、ようしゃべってくれるな、と感激しましたけど」

吉田「後輩の番組なのに、言わんでもいいようなことも、いっぱいね。第一線で活躍してる人は、愛情がたくさんあるんやなと思いました」

小杉「特に事故直後の件とかは、こんな話もしてくれはるんやって優しさを感じましたね」

吉田「（千原）せいじさんにしても、もし僕が自分の弟がそんなことになったら取り乱してしまいそうな気がするんですけど、笑ったせいじさんもデカいな、と」

──バナナマンさんとのトークも面白かったです。
吉田「僕らが売れてない時に、こういう人らのスタンスいっとかんとあかんな、という１つの道標になってくれたのが、バナナマンさんなんですよ。それを面と向かって言えて、よかったです」

──でも吉田さんの予想はお二人に否定されていましたよね。
吉田「あれは照れでしょうね」 小杉「照れってことにしておいて下さい。じゃないと、そうや、認めへんっていう、泥沼の言い合いにしかならないんで」

──照れ、というと芸人さんには照れ屋が多いイメージがあります。
吉田「照れてるのを見せて、かわいい！　となって、後のコンパに有効に働くようにする人も…」

小杉「照れ屋、多いです！　実際、照れ屋というか繊細な人が多いと思いますよ」

──小杉さん、被り気味に吉田さんの意見を否定ですね（笑）。改めてＤＶＤのＰＲをお願いします！
吉田「みんな自分が一番頑張ってると思ってるし、僕もそうだと思ってましたが、ゲストの人たちとトークをしてみると、頑張ってるのは自分だけじゃない、自分だけが特別じゃないんだ、と改めて思えるＤＶＤです。個性も出し方次第で愛すべきポイントにもなると思えるので、みなさんもこれを観て、そうなるように頑張ってほしい…頑張って下さい！」

小杉「普段は見られないゲストたちの一面がギュッと詰まっているから、絶っ対に面白いです！　はっきり言うて、チュートリアルのファン以外は買って損はありませんので、ぜひ観て下さい」

──ほかには小杉さんが吉田さんのことを「結婚できない」と断言していたシーンが印象的でした。
小杉「難しいですね、はっきり言うて。結婚初心者の僕が思うに、結婚生活って理屈じゃ片付かない、理不尽なことがホント多いんですよ。実際、僕の家で起こったハプニングに対して、相方の吉田ならどうするかって想像するんですけど、今んとこ全敗ですから。僕だからクリアできますけど、吉田には無理です」

吉田「僕は僕で小杉の家の問題を聞いた時に、何で嫁はんの髪を撫でてやらんのかな、と思ってるんですよ。人の家のことやから、言わないですけど」

小杉「何でやねん！　それでクリアできると思っとんのか。そんなことしたらブチ切れられますわ」

吉田「でも、ちゃんと髪撫でてないやろ？」

小杉「撫でてないけどな！」

──噂どおり仲がいいですね。
吉田「僕は仲間はそんなにいらないんですよ。家族と相方と嫁はんというか、彼女と親友２人相手ぐらいには、とことん本音で向き合いますけど。だから小杉にも腹の底からしゃべるし、相談もする。だから、裏切られた時には思いつく限りの拷問を食らわすつもりでいてますから」

小杉「吉田は言うてることに嘘がないし、ブレてないんですよ。ゴールデンで司会をする時と、例えばどっかのスーパーで漫才をする時の文句がまったく一緒なんです。でも、嘘がないって時に恐ろしいですよ」

吉田「愛情の裏返しっていうのは１つ、持ってますね。小杉は結婚して子どもができたんで、僕が裏切られた時には攻めるところが１つ増えたんですよ」

小杉「何で嫁と子どもを人質にするねん！　弱いところ突くなや！　どうですか、これ!?　嘘がないってこんなん恐ろしい一面もあるんですよ。…僕は吉田についてくって腹をくくってますけど」

──下積み時代や苦闘の時期もあったと思います。どうやって乗り切ったんですか？
吉田「（仕事で）悔しい思いや腹立つ思いを１つしたら、おもろいことを２つ考えてから寝るっていうのは徹底してましたね…これは、後輩にしゃべると見せかけて、女の子に使うネタなんですけど」

──男性はモテることがモチベーションになりえますよね。
小杉「売れない自分から目を反らさない、その先売れてモテるために…って理由は成立しますよ。でも、吉田のこの斜め45度の角度から言われる後輩が一番辛いわ！」

吉田「あとは、語るだけの夜を減らしましたね。語り尽くせますけど、語るとやった気になるんで」

──それは、やはり女性に…。
吉田「ノッていると話します」

小杉「語るんかい！」

──あははっ！　ブラマヨ流の夢を叶える方法とは？
小杉「僕らって好きなことばっかりしてるように見えるかもしれませんけど、実はそうじゃないんですよ。でも、しんどい仕事もあって、それに立ち向かう時は、好きな部分の仕事を広げるために、しんどい仕事をやると思うようにしてます」

吉田「仕事って１人でやるのは大変やから、会社員でいえば信頼できる上司か同僚を見つけて、腹割ってしゃべることが大事だと思います。で、裏切られたら血の復讐を、制裁を。それさえ心に持ってれば、信頼した人間とは仲良くなれますよ」

小杉「復讐を勧めんでいいから」

──お二人の来年の目標は。
小杉「ダイエットしようかな、と思ってます。魔裟斗さんが目標なんで、来年の僕を見て下さい」

吉田「僕は彼女を作りたいです。旅行に行ってお土産を買う感覚を忘れてしまったんで、彼女を作ってお土産を買いたいです」

──ＤＶＤ版は第３弾、４弾とリリースが続くと思いますが、どのゲストの回がオススメですか？
吉田「今田（耕司）さんですね。目の奥が冷たい理由が番組で即、解決できたんです。そこに深い愛があったんですよ」

小杉「僕も同感です。次のＤＶＤも面白くなりますよ、確実に」

　絶妙な掛け合いと鋭い観察眼を活かしたトークで、インタビュー中はスタッフ全員、大爆笑でした。