【相談No.126】コロナ禍でリモートワークの日が増えると同時に、お酒を飲む量が増えました。朝から飲んでしまう日もあります。ブログを拝読していますが、小沢さんもお酒好きとのこと。どうやって自制していますか。(25歳/男性)
リモートワークが増えてから、相談者のようなケースが多くなったんだろうな、と想像がつく。俺はコロナ禍とは関係なく昔から仕事がない日は自制なんかしないで好きに飲んでいるよ。役者っていう職業は、仕事があるときとないときの差が激しいから。俺の休日のすごし方を挙げてみようか。ときどき、夜中の3時ぐらいに起きちゃうんだよね。さすがに早いなと思ってまた寝るんだけど、今の時期は朝6時ぐらいには明るくなるから、太陽の日差しで目が覚める。朝7時からジムへ行ってウォーキングをして、半身浴。「ほかにやることがないな」と思う昼頃になったら、スーパーへ行ってビールを買ってきて、つまみを作ってから映画を観る。いわゆる昼飲みだよね。独り飲みだとベロベロに酔うまで飲まないけど長時間飲んじゃうから、ひどいときは夜8時頃に寝ちゃう。そしてまた夜中に起きる生活を繰り返すっていう(笑)
ただし、撮影がある日は絶対に仕事が終わるまでは飲まない。酒を飲むと顔がすごくむくむんだよね。待ち時間に軽く1杯飲みたいなと思うことはあるし、飲んでもむくみが生じないなら飲んじゃっているのかもしれないけど、仕事に悪影響を与えるから、そこは自制する。
俺はオフの休日の自堕落な自分を許しているよ。そのぶん、仕事があるオンの日は頑張ればいいだけだから。
相談者も仕事をきちんとしていれば酒を自制する必要はないんじゃない? リモートワークがなくなって朝から飲めなくなれば、必然的に酒量は減るんだから。出勤前に酒を飲むのはダメだよ。それ、完全にアル中だから。今の自分を気に病む必要はないと思うよ。
【相談No.127】彼が熱狂的な野球ファン(阪神)ですが、私はまったく興味を持てません。彼が応援しているチームが負けると、機嫌が悪くなる日もあり困っています。草野球チームを持つ小沢さんに、野球の魅力をおうかがいしたいです。(30歳/女性)
野球を知らない素人のままでいるのが一番、いいんじゃないかな。相手の趣味は自分が無理をしてでも必ず共有すべきことではないんだから。自分が応援しているチームが負けると機嫌が悪くなるその男、ウザいな~(笑)放っておけばいいよ。「何で無視するんだよ!」と言われたら、こう言い返せばいい。「だって、機嫌が悪くて一緒にいてもつまらないから。私は野球がわからないから、勝敗での喜怒哀楽をぶつけないで」って、キッパリと。野球の魅力がわかったところで、応援しているチームが負けるたびに機嫌が悪くなる男の気持ちがわかるわけじゃないから。俺は好きで草野球をしているだけだし、応援しているチームが負けると「またか…」とは思うけど、機嫌は悪くならない。野球日本代表の侍ジャパンが試合をする日だけは大騒ぎしちゃうから、あえて独りで観戦するけどね。試合が終わったら、勝敗の結果によっては野球好きなヤツと愚痴を語り合うぐらいで終わりかな。
どうしても彼の趣味を理解したいのであれば、大人数でBBQを楽しみながら観戦ができる広島市民球場とかに行ってみたら? 今はマツダスタジアムか。その程度の軽い楽しみ方から始めるのもオススメ。
PROFILE
小沢仁志(おざわ・ひとし)
1962年6月19日生まれ 東京都出身
“高校球児”役で出演する青春コメディ映画『野球部に花束を』(飯塚健監督)が8月11日(木・祝)より全国ロードショー。
公式ブログ
【小沢アニキへの相談大募集!】
お悩みを募集しております。ご希望の方は、ニックネーム・年齢・性別とお悩みを記載してweb@dokant.com、又は 公式Twitterまでお送り下さい!
小沢仁志(おざわ・ひとし)
1962年6月19日生まれ 東京都出身
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企画・取材・文/内埜さくら 撮影/大駅寿一