【相談No.138】同棲を始めたばかりの、彼女の寝言が大きすぎて困っています。先日は「お弁当の隙間には、ピーマンの肉詰めを作る大きさのピーマンを用意します。そして、それを燃やします」と言い、夜中に大笑いして起きてしまいました。こんな彼女と暮らしていたら、小沢さんはどう対処しますか?(29歳/男性)
あはははは! 俺の仲間に言われたら「ノロケかよ!」とツッコミをいれたくなる、幸せな相談だよなあ(笑)彼女だって、相談者が大声で寝言を発しているのを知っているけど、あえて指摘していないだけかもしれない。相談者はひどい歯ぎしりや睡眠時無呼吸症候群かもしれないけれど、言わずに心配しているだけかもしれないじゃん。
そういうのって1人じゃ絶対に気づけないから、大声で寝言を言うぐらいなら我慢すれば?俺だったら、「お前の寝言、超ウケる。寝ているときまで笑わせようとしないでいいから」って、寝ぼけている彼女と一発ヤッちゃうけど(笑)
シテしまえば“賢者タイム(オーガズムに達した後、急速に性欲が減退するシステム)”が訪れて、より熟睡できるようになるだろうし。俺は特別性欲が強いのかもしれないけど、寝言を発するたびにヤッちゃうかもしれない。
パートナーの寝言がうるさいって、実は性別は関係ないんだよね。彼氏の寝言がうるさくて、ヤッて眠らせちゃうって女もいたし。
「なぜ彼女はピーマンを燃やすのか?」なんて、マジメに考える必要はない。考えれば考えるほど、眠れなくなるだけ。寝言を言わなくなるほど、ヤリまくって熟睡してもらえばいいだけの問題だと思うけどね。
相談者はとにかく、精力維持に務めるのが先決。精は下半身だけじゃなく、仕事を成し遂げていく元気も与えてくれる成分らしいから。性欲が旺盛になったら、そんな悩みは簡単に吹き飛ぶと思うよ。
とりあえず、彼女の寝言が聞こえないほどヤリ疲れて熟睡してみるのが最善策かな。
【相談No.139】「小沢アニキの人生相談!!」連載第70回で最終回になります。数々の人生指南を頂いて、6年弱大変お世話になりました。最後に読者へ、メッセージをお願いいたします。(編集部)
もう70回になるのかぁ。俺は神様じゃないから「これが生き方の正解!」とは断言できないけど、最後なので自分なりの死生観を言わせてもらおうか。魂が入っているカラダという入れ物があって、寿命というリミットがある人生を、どう生きていくかがテーマで、生まれた瞬間から宿題として出されていると思うんだよね。
人間は、当たり前だけどいつでも楽しいことばかりじゃない。苦境から逃げずに正面から立ち向かって乗り切っていくのが、人生の醍醐味だと思っている。
カラダという入れ物が寿命を迎えたときに、本望とまでは言えなくてもいいけれど、「もう自分はかなり頑張ったじゃん?」と思える人生が最高かなって。
悩みの深さは十人十色だから俺が独自では判断できない。だけど、何の不調も不幸もないあの世があるとすれば、あの世は天国。がんじがらめの現世は、刑務所なのかもしれない。
悩みが対処しきれなくなったら、晴れた空を見上げてみて。
簡単に悩みは解決できないかもしれないけどたぶん、鬱々とした気持ちが少しは楽になるはずだから。
これまでありがとう。じゃあな!
PROFILE
小沢仁志(おざわ・ひとし)
1962年6月19日生まれ 東京都出身
還暦記念作品として、OZAWA名義での脚本、製作総指揮、そして主演で描いた映画『BAD CITY』(園村健介監督)が公開中。
公式ブログ
【告知】
今号が最終回になります。長きに渡り、ご拝読頂きまして有難うございました。
小沢仁志(おざわ・ひとし)
1962年6月19日生まれ 東京都出身
還暦記念作品として、OZAWA名義での脚本、製作総指揮、そして主演で描いた映画『BAD CITY』(園村健介監督)が公開中。
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企画・取材・文/内埜さくら 撮影/大駅寿一