19年10月リリースの『神様がくれた恋』以来、久々の新作ＤＶＤ『ワタシを抱いて』を６月28日にエアーコントロールから発売する樹智子ちゃん。舞台の集中稽古期間に撮影を行い、３つのシチュエーションで美ボディをセクシー激写するというオムニバス形式の脚本まで手掛けた注目作だ！グラドル、女優、ライブアイドルとマルチに活動する＂三刀流＂の彼女が目指す先は――。

──『神様がくれた恋』に続く新作『ワタシを抱いて』が発売になります。
「そろそろ出したかったので、決まった時は嬉しかったです。ただ、脚本も担当することになって私の綴ったものでロケ地や衣装、撮り方が決まるのでどんな作品にしよう？に加えとにかく焦りました（笑）あと舞台『亡国ニ祈ル天ハ、アラセラレルカ』の集中稽古期間でもあったので余計に……」

──撮影エピソードを教えてください。
「実は足を怪我をして2ヶ月後の復帰だったんですけど、まだ完治はしていなくて、スタッフのみなさんが気遣ってくださいました。先ほどもお話をしましたが舞台稽古中で、セリフの多い役だったので脳内が…DVDの脚本もなかなかOKを頂けなくて常にパンクしてました（笑）撮影中はメイクをしながら手に台本を持って、忘れられない必死さです！」

──目に浮かびます（笑）どんな作品に仕上がりましたか。
「人には言えない話って誰しもあると思うんです。それを考えた時に思いつきました。教育実習の先生と何かあるというのは私の妄想で秘密の関係ってドキドキしますよね。非日常なんですけど、日常のような感覚を味わってほしいなと思います」

──より具体的に聞かせて頂ければ。
「①教育実習生時代での男子高校生との秘密の恋②同級生の元彼とリビングでリモートワーク③年上の夫との甘い新婚生活のオムニバス形式にしました。私の成長のストーリーにしたかったので。新婚生活はベタですが『私がプレゼント』をやってみたかった。最後のお風呂シーンは泡だけなので見どころ満点です！」

──3つのシチュエーションの中で大変だったのは？
「どれも未体験なので大変でしたが、私の妄想の世界なのでニヤニヤしないようにすることも大変で（笑）あとは映像のカメラに本の中身を読むセリフを貼っているんですけど、誤字が多くて（笑）頭の中で正しく直して読むのに苦労しました」

──お気に入りの衣装やシーンは。
「エプロンがお気に入り衣装の一つです。エプロンの下はドキドキの……あれですから！（笑）シーンだとイチオシはリモートワーク。下半身は映ってないので、いたずらされる隙はあるのかなと思い、設定にしました。こんな機会があったらと、とても想像しやすいかなって」

──制作スタッフの方との撮影裏話的なことがあれば。
「私の好きな曲を流してくださるということでクラシック音楽をリクエストしたら、カメラマンの早川さんが詳しかったので嬉しかったです。ただ、朝も早く、それだとみなさん眠くなってしまうみたいなので『好きな曲をどうぞ』と言ったらテンション高めのクラシックとは正反対の洋楽に切り替わってました！（笑）」

──女優に加えアイドルグループKNUoNEWでの活動も。グラビアとはまた違った楽しさがあると思いますが。
「女優としては自分ではない誰かになれること、感情を吐き出せること、役について考えられる時間が楽しいです。一つの作品に向かって多くの方の協力でできる空間は至高だと思っています。ライブアイドル活動はお客さんの反応が直接、分かるのがいいところ。自分は何者なのか？と考えることもありますがグラビアも含め＂作品＂であることに変わりがないので、すべても楽しんでいます」

──今後の目標や抱負をお願いします。
「ずっと公言しているグラビアで表紙撮影、映画出演、ミュージカルに挑戦できたた。応援してくださる方々にいろいろな私を届ける機会を作っていくこと。枠にとらわれず、飽きられないように、活動の幅があるのが頑張る理由のひとつです」

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