【取材こぼれ話】「教えてパイセン!直撃インタビュー!!」は、さいとう・たかをさん
◆「ニ年ぐらい前ですかね、『もうすぐゴルゴ13も連載五十周年だな』と言ったんです。私は『五十年続けられるかな』という意味で言ったのに担当編集者が『五十周年は折り返し地点ですね』と言うからビックリしましたよ。ようそんな言葉が出てきたなと」◆「小学館や講談社に、賞のあり方を何遍言ったか分からないですよ。映画のようにいろんな才能を世に出してやれば、その才能は伸びてくると。でも変わらないので、生きているうちに何かしなきゃ、と思い『さいとう・たかを賞』を創設しました」
『ゴルゴ13』の連載を五十年間休むことなく劇画家生活六十二年目に突入した、大家さいとう・たかを氏が今月のゲスト! 現在は十月六日から十一月二十七日まで大阪文化館・天保山で『連載50周年記念特別展 さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか……』が開催中だ。今年十一月三日に八十一歳を迎える今も精力的に劇画に取り組む意欲の源や娯楽作品の作り手としての仕事観に迫ると――。