第二世代の恵比寿★マスカッツメンバーにアイドル枠として加入後、そのセレブキャラから“三田夫人”という愛称で人気を得ている三田羽衣さんの最新イメージDVD＆Blu-ray『三田夫人』が1月25日にリリースされる。肝心の作品の内容はというと、これがなかなか際どいようで…。
──三田さんのご実家はかなりセレブだそうですね。
「女子高時代、お友だちが車で学校の送迎をされていることと比較したら、私の家はあまり裕福ではないと感じていたんです。でも、恵比寿★マスカッツのメンバーに『家族でよくホテルで食事をする』と伝えたら、『特別な日でもないのに行くの!?』と驚かれて、普通とは違うと改めて実感しました。両親が週に一度、私の家にハウスクリーニングを入れてくれることも一般的ではないみたいですし。私は逆に挨拶をする時、『ごきげんよう』と言わないことに驚きましたけど」

──さすがセレブ！しかも学費が高い音大卒ですし。
「学費が高いことすら知らずに最初はフルートで入ったんですけど、声楽の転換試験を受けたら１位を頂いたのでオペラを習いました。おかげで番組プロデューサーから“三田夫人”というキャラクターを頂けたんです」

──そのキャッチコピーが最新作のタイトルですが、内容は？
「夫からＤＶを受けている妻の私に優しく手を差し伸べてくれた年下の男性と、不倫をするストーリーです。ストーリー作りに長けている中北（直）監督を、ずっとお待ちしていた甲斐があるクオリティーに仕上がったと感じています」

──ちなみに年下と年上、どちらが好みのタイプですか。
「やはり、尊敬できて頼れる年上ですね。でも私は、結婚したら旦那さんの不倫は許さないと思います。母ともよく話すんですよ。『お金を持っている男性は女遊びも激しいよね』と。私は自分以外の人に目を向ける男性は絶対に嫌なんです。普通の、ささやかな幸せがほしい。だから相手には、今と同じレベルの生活を保障してくれるような経済力は求めていないんです」
──お気に入りの衣装は？
「黒のボンテージです。夫に浮気がバレて無理矢理着替えさせられ、イタズラをされるシーンで着用しています。最初は肘まである手袋とブーツを履いていたんですけど、私が身につけると女王様のようになってしまうということで外しました（笑）その分、肌の露出が増えて生々しいセクシーさと際どさが出せたと思います」

──ボンテージだとチャームポイントのくびれからお尻を堪能できますが、ボディーケアや食生活で気をつけていることは。
「こまめに腹筋をすることと、撮影前日は食事の量を控えます」

──その成果もあり、本作は過去最高傑作だとか。
「マスカッツに加入してからは初めてのリリースですけど、断言できる自信作です。特にラストが見どころなんです。洋装の喪服を着ているんですけど観る方によっては結末がどちらなのか、受け取り方が変わると思います」

──喪服を着るって本格的！
「アイドルのイメージＤＶＤじゃないですよね（笑）この作品でも別のお仕事でもお芝居をして、やはり目標は女優さんだと思いました。少しだけ一緒にお仕事をしたことがある柴咲コウさんのような、ずば抜けた演技力を発揮しつつも日頃は腰が低く穏やかな人間性を持つ女優さんになることが目標です」