File.28 最高位戦日本プロ麻雀協会所属 木崎ゆうプロ
──まずはプロになるまでの経緯を教えて頂けますか?
「小学校3年生ぐらいの頃、両親と妹と家族内での麻雀は経験していたんです。そこからゲームでも遊ぶようになって、二階堂姉妹の存在も知 って、『私たちも姉妹だからプロになるのもいいかも』と漠然と考えたりもしたんですね。でも、そう簡単にプロにはなれないだろうと思って、高校を卒業後は実家で暮らしながらイベントコンパニオンのバイトを緩いペースで続けていました。だけど、お小遣い程度のお給料を稼いで遊んで暮らしていたらダメになると思って、麻雀店で働き始めてプロの試験を受けたんです」
──もしプロになっていなかったらどんな道を歩んでましたか。
「う〜ん…想像がつきません。きっとどういう道を辿っても、この世界に入っていたと思います。今までコンパニオンのバイトしか仕事は経験がないし、ずっと続けられる職業でもないし、それにやっぱり麻雀が大好きなので。麻雀は同じ局面が二度と回ってこない本当に楽しいゲームだから、今、同期3人で学生さんたちに呼びかけて、麻雀人口を増やす試みもしています」
──女流プロで構成されたアイドルグループMoreへの加入も、麻雀を広める一環だとか。
「そうなんです。今後は麻雀人口が少ない関西でも、もっと活動していきたいんですよね」
──そのMoreのシングル、『恋なんていらない』が発売中ですが、どんな曲ですか?
「私たちは普通のアイドルグループより年齢層がやや高いので、タイトルどおり、恋より愛がほしい、軽い恋愛をするよりちゃんと愛して下さい、という歌です。私も愛がほしいです…」
──どんなタイプの男性から愛がほしいですか?
「私、チャラい人は苦手で陰キャラが好きなんです。真面目そうな雰囲気をしていて一途で、黒髪ストレートでメガネ、みたいな。あと、カーディガンは絶対に着ていてほしい。 着ているだけで4割増しです!」
──カーディガンって、季節限定じゃないですか!(笑)
「そうなんですよね〜。だから、これからの季節に期待してます。『あ、カーデ着てる』ってキュンとする回数が増えるので。それから、ゲームが上手いことも条件に入れたいですね。サポートしてほしいので」
──条件がピンポイントなので見つけるのが大変そうですが、好みの男性の見た目と今日の木崎プロのファッション、並んで歩いたらお似合いでしょうね。
「ありがとうございます。このニット、ファンの方から足木優プロと水瀬千尋プロとお揃いでプレゼントして頂いたんです。ファンの方から贈りものを頂くなんてこのお仕事に就いていなければきっと経験できなかったので、ありがたいしうれしいですね」
──ファンの応援を励みに頑張らないと、ですね。最後に今後の目標を教えてください。
「プロとしては、タイトルを獲りたい。女流最高位決定戦で優勝することが目標の1つです。プライベートでは、私を想ってくれて大切にしてくれる人と結婚したいです。でも、 結婚してもプロの仕事はたぶん続けていくでしょうね。細々と(笑)」
PROFILE
木崎ゆう(きざき・ゆう)
4月12日大阪府生まれ。趣味は麻雀、料理、ゲーム。女流雀士16名で構成されたアイドルグループMoreメンバー。
公式Twitter
木崎プロと会えるお店はココ!
More Stage
〒170-0002
東京都豊島区巣鴨2-3-10 清水ビル3F
TEL:03-5972-1733
営業時間:15:00〜22:00(日曜定休日)
JR巣鴨駅徒歩1分
公式HP
※勤務曜日と時間は要問い合わせ。木崎プロのブログやツイッターでも確認できます。
木崎ゆう(きざき・ゆう)
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取材・文/内埜さくら 撮影/花井智子