「ビーバップハイスクール」「クローズZERO」などのヒット作を生み出すヤンキー×アクション映画に、『疾風・虹丸組』が新たな1作として加わる。原作は「ヤングキング」で連載中の漫画で、ヒロイン役は近年グンと色っぽさを増した池田夏希ちゃんが演じている。夏希ちゃん曰く、「男性はご存知の方が多い作品で、役者さんは『自分も出たかった』と羨ましがりますし、女性は映画の中の恋愛模様を楽しめます」とのこと。その作品の裏側を少しだけ、覗かせてもらおう。
女子高生役は申し訳ないから次は保健室の先生で(笑)
──前回登場した1年前より少しふっくらしました?「あれから10キロ太った後に5キロ痩せたんですよ。お芝居の仕事をすると3食ご飯が出るから、しっかり食べて太っちゃうんですよね。で、お芝居が終わると何もしていないのに痩せてしまうという。伸び縮み自在の“ゴム人間”みたいですね、私って(笑)」
──映画では女子高生役ですから、そのぐらいの方がいいのでは。
「ウチのパパは脚フェチだから『もっと太って』と言いますし、26歳の私が制服を着たらコスプレみたいになるんじゃないかと不安でしたけど、スタッフさんからは『意外とイケてる』という評価で安心しました。でも、年齢的には申し訳ない気持ちでいっぱいで…学園モノは演じていて楽しいので、今度は保健室の先生役を演じてみたいなと思いました」
──十文字魔子役は演じるのが大変だったとか。
「ヒロインではあるんですけど私だけ後から撮影に参加したので、それほどセリフは多くないだろうと予想してたんです。でも、台本を読んでビックリ。セリフがものすごく多かったんですよ。覚えるのが苦手だし、監督は『台本を現場に持ち込む役者は嫌いだ』とおっしゃっていたから、撮影中はずっと腹 んの方から話しかけてくださって。楽屋で待機中、セリフをぶつぶつしゃべって覚えてると、自然とほかの方が参加してくれたんです」
──ブログを拝見しましたが、共演者と本当に仲がいいですね。
「帰りのロケバスなんてみんな疲れてるから眠ればいいのに、ビール片手にお弁当を食べながらしゃべり続けて、慰安旅行みたいでしたよ(笑)。私も含めて変顔の写メもたくさん撮りました。非公開ですけどね(笑)」
ここ何年も恋愛してないから映画で気分だけ味わいました
──その仲の良さがアクションにも好影響を与えましたか?「あのドロップキックをするシーンは、背中を蹴らなくちゃいけないのにリハーサルで、腕を蹴ってしまったんです(苦笑)。相手役の方には本当に痛い想いをさせてしまいました…。恋愛を匂わせるシーンは、仲が良すぎて逆に照れてしまうところもありましたね。私が『潤くん!』と呼ぶ瞬間が評判が良かったらしくて、撮影の合間にみんなから『ねえ、あの柱の陰から覗いて呼んでみて』と何度かリクエストされました(笑)。何年も恋愛してないから、魔子を自分に置き換えて久しぶりに恋愛する気分を味わいました」
──恋愛してないんですか!?
「しかも最近引っ越して、一人暮らしなのにセミダブルにベッドを買い換えて、その上ワンちゃんも飼い出して、ますます恋愛から遠ざかりそうなんです。『恋人を作ってニュースに取り上げられます!』と宣言した時期もあったんですけどまだ先になりそうですね。その分、仕事を頑張ります」
──最近は、ヌードになり躍進する女優が増えていますが、そういった方面での活躍予定は?
「無理ですよ~。嫁入り前ですし、何よりパパを悲しませる仕事はしたくないんです。毎年カレンダーを部屋に飾ってくれてるし、ハートマーク入りのメールもくれるし。すごく大切にしてもらっているんです。パパがOKを出さない限り、挑戦はないですね(笑)」
INFORMATION
■映画『疾風・虹丸組』
INFO&STORY
釜ヶ野高校に入学した虹川潤(高木万平)と羽黒翔丸(竹内寿)率いる、虹丸の面々。彼らの目的は伝説のチーム関東・無限郷が自衛隊駐屯地に隠したと伝えられる「インフィニティ・ゴールド」を手に入れること。それはナラシナ市の頂点に立った者だけが、手にすることを許されていた。しかし、彼らは入学早々、翔丸の逮捕というトラブルに見舞われてしまう。翔丸不在の中、「テッペン」を目指して抗争の日々に突入していく潤たちだったが、やがて彼らの前に「ナラシナ三巨頭」を構成する双騎龍団、紅蓮、そして塔馬會の面々が立ちふさがる。「ヤングキング」で連載中のヤンキー・アクション漫画「疾風・虹丸粗」の実写映画化。
CAST&STAFF
出演/高木万平・竹内寿・五十嵐麻朝・滝裕可里・池田夏希・橋本マナミ・城戸康裕・小野健斗・篤海・三浦力・高木心平・西村ミツアキ・西田隆維・尾関陸・山根和馬・城田純・仁科貴・石垣佑磨
監督/吉村典久 原作/桑原真也「疾風・虹丸組」(「ヤングキング」少年画報社) 配給/エスピーオー
今冬よりロードショー
(C)2013桑原真也/少年画報社/エスピーオーE
PROFILE
池田夏希(いけだ・なつき)
1987年6月24日生まれ
千葉県出身
T170B90W59H87と抜群のスタイルを誇り、雑誌グラビアやバラエティなどに出演。近年は、ドラマや舞台など女優業にも進出している。最新DVD「羞花閉月」好評発売中。テレビ東京「オードリーの神アプリ@新世紀-UP DATA-」、ニコニコ生放送「乙アプリ@」レギュラー出演中。
公式HP
公式ブログ
■映画『疾風・虹丸組』
INFO&STORY
釜ヶ野高校に入学した虹川潤(高木万平)と羽黒翔丸(竹内寿)率いる、虹丸の面々。彼らの目的は伝説のチーム関東・無限郷が自衛隊駐屯地に隠したと伝えられる「インフィニティ・ゴールド」を手に入れること。それはナラシナ市の頂点に立った者だけが、手にすることを許されていた。しかし、彼らは入学早々、翔丸の逮捕というトラブルに見舞われてしまう。翔丸不在の中、「テッペン」を目指して抗争の日々に突入していく潤たちだったが、やがて彼らの前に「ナラシナ三巨頭」を構成する双騎龍団、紅蓮、そして塔馬會の面々が立ちふさがる。「ヤングキング」で連載中のヤンキー・アクション漫画「疾風・虹丸粗」の実写映画化。
CAST&STAFF
出演/高木万平・竹内寿・五十嵐麻朝・滝裕可里・池田夏希・橋本マナミ・城戸康裕・小野健斗・篤海・三浦力・高木心平・西村ミツアキ・西田隆維・尾関陸・山根和馬・城田純・仁科貴・石垣佑磨
監督/吉村典久 原作/桑原真也「疾風・虹丸組」(「ヤングキング」少年画報社) 配給/エスピーオー
今冬よりロードショー
(C)2013桑原真也/少年画報社/エスピーオーE
PROFILE
池田夏希(いけだ・なつき)
1987年6月24日生まれ
千葉県出身
T170B90W59H87と抜群のスタイルを誇り、雑誌グラビアやバラエティなどに出演。近年は、ドラマや舞台など女優業にも進出している。最新DVD「羞花閉月」好評発売中。テレビ東京「オードリーの神アプリ@新世紀-UP DATA-」、ニコニコ生放送「乙アプリ@」レギュラー出演中。
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撮影◎おおえき寿一 取材・文◎内埜さくら