File.63 咲良美緒プロ
──咲良プロは、和久津晶プロに憧れて女流雀士になったそうですね。
「当時の上司に麻雀を教えてもらい、独学と実践で覚えているなか、初めて観た麻雀動画に晶さんが出演されていたんです。スーツの中に胸元が開いたシャツを着ている姿がカッコよくて、美しい上に華やかで衝撃的でした。しかも晶さんは、基本的に攻撃の型を作らないんです。打点が高そうな手であがるかと思えば、そうではない時もあって、〝人読み〟の名手。対局のたびに操られ、手の平で転がされています(笑)お会いするたび見た目に関してもレクチャーして頂いているんです」
「360度、どの角度から見られてもいい女でいること。外出前は背中まで全身鏡でチェックすること。女性としての立ち居振る舞いを教えてくださるんです。私は写真にもこだわっていてファンの方が撮ってくださった写真は必ず自分でチェックしています。1人でも多くの方にSNSでいい写真を拡散して頂きたいですし、NGカットは自分で撲滅していくしかないので」
「特に洋服にはこだわっていませんが勝負下着は持っています。人から見られるものではなくても、私にとってはメンタル面ですごく重要なので。リーグ戦は赤、女流対局では青と決めています」
「1日がかりの試合がある日は別にして、対局前は固形物の食事は摂らないようにしています。空腹状態のほうが覚醒できる気がするので。周りからは『目が怖い』と言われますが…」
「麻雀はできてもできなくても構わないんですが、私のワガママを受け入れてくれる人。食に関しては〝イエスマン〟になってくれる人がマストです。私は1日1食、夜しか食べないので、貴重な食事だから意見を尊重してほしい。相手が焼き肉屋さんを予約してくれたのにパスタが食べたくなって、ケンカしたこともありますけど…。あとは、犬好きな人。去年11月に生まれたルルーシュと暮らしているので、一緒にお散歩へ行きたいです」
「今年の5月に巣鴨(日本プロ麻雀連盟本部道場)の初ゲストに呼ばれたことをきっかけに、2年間勤めた会社を辞めたんです。誰もが座れる場所ではないのに新人枠で呼んで頂いたので、プロとして本腰を入るために決断しました。私生活は…結婚したいです。周りが第2の結婚ブームなんです。加えて、1歳になった親友の子どもを見たら、ますます結婚したくなってしまって。単純かもしれませんが…(笑)」
咲良美緒(さくら・みお)
1991年7月7日東京都生まれ。趣味は洋服とコスメ集め。特技は料理。
「夕刊フジ杯争奪麻雀女流リーグ2020」にチーム小岩rakurakuで参戦中。
咲良プロがよくゲストへ行くお店はココ!
リーチ麻雀 RAKURAKU
〒133-0056
東京都江戸川区南小岩7-26-13 東海苑ビル6F
JR中央・総武線 小岩駅より徒歩2分
TEL:03-5693-3115
営業時間:日の出~ラスト
※勤務曜日と時間は要問い合わせ。
咲良プロのツイッターでも確認できます