【取材こぼれ話】「早耳!エンタメ・インタビュー509」は黒川芽以さんです。
◆「台本自体がシソンヌじろうさんですから面白いですし、大九明子監督は現場でどんどん膨らませてくださるんです。台本には『待ち合わせでただ待っている』という1行のみだったのに、ロケ日には雨が降っていて。じゃあ、傘をさしましょうと、可愛らしい模様の傘を準備してくださったり。ほかにはカエルの噴水の前で、『カエルのマネをして、口をパクパクして下さい』と言われたんです。今までそんな演出をされた経験がないので、『考えすぎればすぎるほど芝居がダメになる演出方法だ』と思って、指示通りのお芝居をしました。監督はたぶん、女の子のイヤらしくない可愛らしさを見せる演出が上手なんです。監督は、『今まで黒川さんは“男性のミューズ”的に撮られることが多かったから、そうではなく自身のお茶目な部分を引き出したい』と、おっしゃってくれました」◆「35歳までには結婚して子どもがほしいです。私も含め周りを見ていると、27歳までに結婚して28〜29歳で第一子を出産する、みたいな夢があったんですけど、現実は計画通りにはいかなくて。次の目標が35歳になるんですね。そして、30代に入ると焦りが一旦消えるんです。焦ってもいい結果は生まないし、じっくりと考えたい年頃に突入するのかなって。その時期が来たというのは私の中でもあって、だからこそ共感できました。ただ、分からない部分もあって。劇中では臼田さんが演じるタカコの親友ケイコの立場が理解できるというか」
累計1000万PVを突破した婚活の現実を描いた衝撃エッセイコミック『美人が婚活してみたら』が実写化され3月23日(土)よりロードショー!「一生モノの“愛”なんて、どうすれば見つかるの?」という主人公タカコの叫びは婚活中の人のみならず、既婚者にも刺さるかもしれないフレーズ。主演を務めた黒川芽以さんは、今まで劇中で演じてきたヒロインやミューズといった役柄とは別の顔を見せ新境地を開拓している。黒川さんの結婚観も大ボリュームで交えて、作品の魅力に迫る!